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2007年03月20日

「死刑になるなら払う」2ちゃんねる管理者、賠償拒否

 インターネット掲示板「2ちゃんねる」への誹謗(ひぼう)中傷の書き込みなどを巡り、名誉棄損訴訟などで相次いで敗訴している管理者・西村博之氏(30)が19日、東京地裁で開かれた民事訴訟に出廷した。

 西村氏は閉廷後、報道陣に対し、過去の訴訟で確定した賠償金などについて、「支払わなければ死刑になるのなら支払うが、支払わなくてもどうということはないので支払わない」などと、支払いの意思がないことを明らかにした。

 西村氏は、これまでに全国で50件以上の訴訟を起こされ、その大半で敗訴が確定。未払いの賠償金や、裁判所の仮処分命令に従わないことに対する制裁金が少なくとも計約5億円に上るとされるが、西村氏が自ら支払いに応じたケースはほとんどない。その理由について、西村氏は「踏み倒そうとしたら支払わなくても済む。そんな国の変なルールに基づいて支払うのは、ばかばかしい」と話した。

 この日、西村氏は、東京都内のIT企業社長が「2ちゃんねる」への書き込みの削除や200万円の損害賠償などを求めて起こした訴訟の口頭弁論に被告として出廷した。

(2007年3月20日3時5分 読売新聞)

2007年03月05日

2ちゃんねる管理者、敗訴43件も制裁金4億円不払い

 インターネット掲示板「2ちゃんねる」への誹謗(ひぼう)中傷の書き込みなどを巡り、管理者西村博之氏(30)を相手取り、名誉棄損などを訴える民事訴訟が全国で50件以上起こされ、少なくとも43件で西村氏側の敗訴が確定していることが読売新聞の調べでわかった。

 この結果、西村氏に命じられた賠償額は約5800万円、仮処分命令などに従わないことによる「制裁金」が1日当たり約88万円、累計約4億3400万円に上るが、西村氏が自ら支払いに応じたケースはほとんどないと見られる。原告側は勝訴にもかかわらず賠償を得られない状態で、ネットの無法状態と司法の限界が露呈した形だ。

 西村氏に対する訴訟は2001年以降、東京地裁だけで50件以上が起こされ、うち40件の敗訴が確定。ほかにも札幌、大阪、神戸の各地裁で計3件の敗訴が確定している。

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2ちゃんねるの財産、差し押さえ出来ず

 国内最大のインターネット掲示板「2ちゃんねる」を巡り、名誉棄損などにより、管理者の西村博之氏(30)側の敗訴判決などが相次いでいる実態が浮かび上がった。だが原告側は、弁護士を雇い費用をかけて勝訴したとしても、賠償金などを手にすることができていない。「骨折り損」となっている関係者の間からは「打つ手がない」「無法状態だ」の声が漏れる。

 インターネット視聴率を調査しているネットレイティングス(東京)によると、2ちゃんねるの今年1月の利用者は約1154万人で、ネット利用者の4分の1が月に1度は閲覧している計算。誰もが匿名で、どんな内容でも書き込めるため、会社の情報漏えいなどの内部情報が集まり、企業告発につながることもある。その一方、誹謗(ひぼう)中傷、個人情報の暴露といった被害も出やすい。

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2007年03月01日

パソコン見放す20代「下流」携帯族

第二のデジタル・デバイド出現。パソコンは30~50代限りで、高機能携帯でもう十分。

200703_087_1.gif 衝撃だった。パソコン(PC)が使えない団塊世代以上の高年齢層の断層を「デジタル・デバイド」と呼ぶが、第二のデバイドが出現したのだ。20代の若年層である。まさか、と思うなかれ。高額のパソコンを持たない彼らは、インターネット利用を安価な携帯電話で済ませてしまう。PC族と携帯族の「デバイド」――それはネットにも「下流社会」が出現したことを意味する。


 第二のデバイドが裏付けられたのは、ネット利用動向の調査サービス会社ネットレイティングスが昨年11月に公表した「データクロニクル2006・ファクトシート」。

 2000年4月から06年3月までの6年間でのPCサイト利用者の年齢構成比のグラフがショッキングだった。これまでネット利用を牽引してきた20代の比率が劇的に下降線をたどり、直近では全世代の11.9%に過ぎず、50代(11.8%)にほぼ並んでいる。20代人口の減少も反映しているとはいえ、これまでの常識を覆すような数値が出たのだ。

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2007年01月30日

2ch閉鎖騒動「便乗しすぎたかなって反省してます」とひろゆき氏

ひろゆき氏は2ch閉鎖騒動について「ちょっと便乗しすぎたかな」と苦笑する。「閉鎖って言い出したのは誰なのか、いまだによく分からなくて。ぼく以外の人が一生懸命言ってるから……」

 掲示板サイト「2ちゃんねる」をめぐり、「2ch.net」ドメインが差し押さえられる可能性が夕刊フジやZAKZAKで報道された件について、2ch管理人の西村博之(ひろゆき)氏は自身が取締役を務めるニワンゴのサービスを通じて「まだ閉鎖する気ははないですー」などとコメントした。この結果、サービスのユーザがだいぶ増えたといい、「ちょっと便乗しすぎたかなって反省しています」とひろゆき氏は苦笑する。

 ひろゆき氏は一連の騒動について「ぼくが何かした結果が起きたわけじゃないので、よく知らないことばかりで……。閉鎖も、ぼく以外の人が一生懸命言ってるから『はぁ、そうなんだぁ』と思ってるんですけど」と当惑する。

 「夕刊フジか何かが『閉鎖とは言っていない』と言い出した記事があったじゃないですか。じゃあ閉鎖って言い出したのは誰なのか、いまだによく分からなくて。ただ40〜50年とかそういう単位で見ればいつかは閉鎖されると思いますけどね」

 夕刊フジに2chの話がでかでかと載っていることは不思議で、2chにとしてはありがたくもある、という。

 「新聞で取り上げられるほど大きなものじゃないのになぁ。夕刊フジって読者層が40〜50代中心だと思うのですが、その世代が2chの話にどこまで興味を持ってくれるのか不思議。2chとしては40〜50代への認知アップにかなり役に立っているとは思うけれど」

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共産党大はしゃぎ 「2ちゃんねる」にカキコミ

 共産党、「2ちゃんねる」の書き込みに大喜び?!

インターネットの掲示板に、「共産党はGOD(神様)」などこれまでにない好印象のカキコミが出たと、「しんぶん赤旗」がはしゃいでいる。日本共産党の小池晃参院議員が国会質問した内容を基に立ったスレッドだが、掲示板とは「2ちゃんねる」だった。同紙が「続々と書き込み」「国民の熱い視線が注がれている」と盛り上げている割には、カキコミしたのは73人。それも30分で議論が終了している。

 

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2007年01月23日

2ちゃん閉鎖騒動への反応は冷静、約半数が「どちらでもよい」と華麗にスルー

もし2ちゃんねるが閉鎖したら——。こんなことが頭をよぎった人も多いはずだ。管理人に対するドメイン差し押さえとともに、あの巨大掲示板サイトが閉鎖に追い込まれるのではないかという報道が大きな議論を巻き起こしている。報道の真偽や実際に閉鎖するのかどうかはともかく、この件に関して一般のインターネットユーザーはどのように考えているのだろうか。

インターネットコム gooリサーチ が行った調査によると、2ちゃんねるが閉鎖するか存続するかについて、約半数(49.18%)の人が「どちらでもよい」と考えていることがわかった。ちなみに「閉鎖しないでほしい」(37.36%)との意見は、「閉鎖すべき」(13.46%)の約3倍だった。

調査対象は、全国の20代〜60代のインターネットユーザー1,059人。男女比率は男性:51.94%、女性:48.06%。年齢層分布は20代:26.91%、30代:25.12%、40代:24.55%、50代:23.42%。

全体1,059人に、普段から「2ちゃんねる」を見ているか尋ねたところ、「よく見る」と回答したのは16.05%(170人)、「たまに見る」は37.20%(394人)という結果。これらを合計すると53.25%(564人)となり、「ほとんど見ない」24.83%(263人)、「まったく見ない」17.85%(189人)を合わせた42.68%(452人)を上回った。

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2007年01月21日

「2ちゃんねる」に“強力”被害者連合

 インターネットの巨大掲示板「2ちゃんねる」は相次ぐ訴訟でどうなるのか。

 今月12日、2ちゃんで中傷された都内の会社員(35)が、管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(30)に対し、全財産の仮差し押さえを申し立てた。これは昨年8月に東京地裁が西村氏に対して情報開示を命じたにもかかわらず、命令を無視し続け、制裁金の累計が500万円にも達したため。15日には、同じく2ちゃんで中傷された埼玉の会社員(35)が、東京地裁に第三者破産を申し立てている。

「差し押さえ対象にドメイン名『2ch.net』も含まれるというので閉鎖騒動が起きましたが、ドメインは西村氏個人の持ち物ではないことが判明した。強制執行されても、とりあえず2ちゃんねるは存続します」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏)

 しかし、問題はまだある。小田原市の湘南ライナス学園からは書き込みが原因で退学者や入学辞退者が続出したとして、容疑者不詳のまま名誉棄損で刑事告発。西村氏に対しては、書き込んだ人物についての情報開示を求める民事訴訟も起こしている。西村氏はいくら賠償命令を出されても「子供の養育費の踏み倒しと同じ」とうそぶいていたが、実は安穏としていられない事情もあるという。

「2ちゃんで中傷を受けた“被害者”たちが、『反ひろゆき』を旗印に結集しつつある。今起こされている訴訟は“序章”に過ぎないというのです。メンバーにはハッカー並みの高度な技術を持つ人物もいる。年収1億円以上といわれながら、これまでひた隠しにされてきた西村氏の私生活を暴露しようと必死になって情報収集しているらしい。それを掲示板に書き込まれたら、今度は西村氏が個人攻撃の標的にされる恐れがあります」(IT業界関係者)

 西村氏自身が、2ちゃんから手痛い“しっぺ返し”を受けるかもしれない。

【2007年1月18日掲載記事】

ゲンダイネット [ 2007年1月21日10時00分 ]

2007年01月17日

「2ちゃん」VS「夕刊フジ」 閉鎖騒動巡り全面対決

tetn07-0145_pho01.jpg 夕刊フジの「追及キャンペーン」は続きそうだ

 「2ちゃんねる」閉鎖騒動は、「2ちゃんねる」VS「夕刊フジ」の激突という様相を呈してきた。2007年1月16日に管理人の西村博之さんが携帯電話専用サイトで独占インタビューに応じ「まだ閉鎖する気はないですー」と明言。今回の騒動には「新聞が売れるという狙いがある」と夕刊フジを批判した。「2ちゃんねる」にはこのインタビュー配信後、「ZAKZAK(夕刊フジのサイト)へのリンクを全面禁止」などというスレッドが立ち、「祭り」になっている。

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どうなる「2ちゃんねる閉鎖騒動」

——2007年はネット規制が強まる?【コラム】

MMITzt000015012007_1_0_ca.gif 2007年のネットを取り巻く環境は、どうなっていくのだろうか。昨年末から今年にかけて、2007年を占うようなニュースがいくつか飛び込んでいる。(宮島理のネット危険地帯)

 まず、新年早々に一部メディアで報じられた「2ちゃんねる閉鎖騒動」である。2ちゃんねる上で個人情報をさらされた男性が、管理人の西村博之氏を相手に発信者情報の開示を求める申し立てをしたが、西村氏は無視。その結果、制裁金を科されることになったがそれも無視。そのため、2ちゃんねるのドメインが差し押さえられるかもしれないと騒ぎになっている。

 この「2ちゃんねる閉鎖騒動」と関連しているのかもしれないが、現在、プロバイダー責任制限法にもとづく、発信者情報の開示について、総務省や業界団体によるガイドラインづくりが進められている。

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「2ちゃんねる」の歪みと終焉

【PJ 2007年01月17日】ー2ちゃんねるに初めてアクセスしたのは、西鉄バスジャック事件の犯行予告を見に行ったときだった。西鉄バスジャック事件が起きたのが、2000年5月3日。もう7年も前のことになる。

 2ちゃんねるには、ありとあらゆる情報が詰まっていた。事件があれば現場の近所に住む人がレポートしてくれるし、株価の動向や会社の決算の分析もある。パソコンの使い方に困ったときには、よってたかって解説してくれた。「知りたいことがあったらまず2ちゃんねる」という時期が、わたしにはあった。そして、わたし自身が知っていること、調べたことも2ちゃんねるに書き込むようになった。それは、わたしなりの2ちゃんねるへの恩返しだった。無数のスレッドの一つの、その中のほんの一つの質問に答えることだけで、2ちゃんねるを支えているように夢想するのは、楽しかった。数百万の書き込みの中に埋もれた自分の書き込みを、見ず知らずの一人が参考にしてくれて、「ありがとう」と書き込んでくれるだけで、満足だった。

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2007年01月16日

2ちゃんねるスレより

2 ち ゃ ん ね る 終 了 ? の お 知 ら せ 10

590 :動け動けウゴウゴ2ちゃんねる :sage :2007/01/16(火) 17:48:28 ID:Sq1VXo3W0
いずれ法の改悪で大きく路線変更を余儀なくされるのは時間の問題。
近い将来、今のように何でも自由に書き込める黄金時代は終焉する。その理由は

大手電機メーカーがテレビにネットを融合させるから。

そこに自分達の会社の悪口が出ていたらまずいわけで。
以上の理由でネット上の邪魔者は消える運命にある。


【参照】・パソコンと家電の連携も、新OS「ビスタ」発表会 = 読売(1/15)
    ・NEC・富士通など18社、「Vista」搭載PCを一斉に発表 = 日経(1/15)

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今度はひろゆき氏の破産を申し立て

2chドメイン差し押さえの可能性を報じたZAKZAKによると、今度はひろゆき氏に対し第三者破産を別の男性が申し立てたという。地裁が認めるかは不明だが、 ZAKZAKは「狭まる包囲網」「西村氏は重大な決断を迫られつつある」という。

 日本最大の掲示板「2ちゃんねる」(2Ch)の管理人、西村博之氏(30)に対し、第三者破産が申し立てられていたことが16日、分かった。12日に東京都内の男性会社員(35)が西村氏の全財産仮差し押さえを申し立てたことから「2Ch閉鎖」の憶測が広がる中、西村氏の包囲網は確実に狭まりつつあるようだ。

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2007年01月15日

「2ちゃんねる」閉鎖 これはギャグなのか

 「2ちゃんねる」の管理人、西村博之さんの全財産の仮差し押さえ申し立てが2007年1月12日に東京地裁に出された。差し押さえの対象が「2ちゃんねる」のドメインにまで及んでいるため、「閉鎖になるのではないか…」とネット上で騒然となっていている。閉鎖の可能性はあるのか、ないのか。

 最初に報じたのは07年1月13日付ó[äßÉtÉWÉ。一面トップに「2ちゃんねる停止」という大きな見出しが躍った。早ければ来週にも強制執行されるという。同紙によれば仮差し押さえを申し立てたのは、ひろゆきさんに対して約500万円の債権を持つ東京都の会社員の男性(35)。男性は「2ちゃんねる」上に自身や家族の実名、住所を晒され誹謗中傷を受けたとして、06年8月に、管理人のひろゆきさんに対し、書き込み者の情報開示を求める申し立てを東京地裁に出した。

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2chに見るサイト運営者の責任と表現の自由との兼ね合い

最近2chの周辺動向がかなりあわただしくなってきていますね。

発端は、この記事にもあるように、35歳の男性会社員が「2chで誹謗・中傷された」と東京地裁に書き込み者の情報の開示を申し立てたことに始まっているようです。裁判所はこの訴えを認め、2ちゃんねる管理人のひろゆき氏(30)に開示を命令しているのにも関わらず、ひろゆき氏は出廷することなく、これまで1日5万円の制裁金を課されたおり、結果会社員男性の債権は500万円を超えている。そこに対しひろゆき氏の財産の仮差し押さえを申し立てたのです。「財産」には軽自動車や銀行口座が含まれるが、2ちゃんねるのドメインである2ch.netも差し押さえの対象となっているというものです。

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2chドメイン差し押さえ「現実的でない」と専門家 過去に例もなし

「2ch.net」ドメインが仮差し押さえの対象になり、近く「2ちゃんねる」(2ch)の閉鎖もありうる、と報道されたが、ドメインの差し押さえは実際に可能なのだろうか、また、差し押さえられた事例は過去にあったのだろうか。民事訴訟法・サイバー法に詳しい南山大学法科大学院の町村泰貴教授に聞いた。

 「2ch.net」ドメインが仮差し押さえの対象になり、近く「2ちゃんねる」(2ch)の閉鎖もありうる、と1月12日に報道されたが、ドメインの差し押さえは実際に可能なのだろうか、また、差し押さえられた事例は過去にあったのだろうか。ITmedia Biz.IDで「ビジネスシーンで気になる法律問題」を連載している、南山大学法科大学院の町村泰貴教授(民事訴訟法・サイバー法)に聞いた。

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2007年01月13日

2ちゃんが消える!?管理人ひろゆき氏の全財産が仮差し押さえ

 インターネット上の巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」の管理人、「ひろゆき」こと西村博之氏(30)に約500万円の債権を持つ東京都の男性(35)が12日、西村氏の全財産の仮差し押さえを東京地裁に申し立てた。対象は西村氏の銀行口座や軽自動車などのほか、ネット上の住所にあたる2ちゃんのドメイン「2ch.net」にまで及ぶ見込み。執行された場合、2ちゃんが一時閉鎖となるのは必至だ。

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2007年01月12日

君臨すれども管理せず----「2ちゃんねる」はどこに行くのか

日本で一番有名な巨大掲示板の周辺には、昨年末頃から、おかしなムードは漂っていた。管理者とされる西村博之氏(ひろゆき)への管理責任を問う訴訟があとを絶たないが、彼は弁護士もl立てず出廷もしないため殆どの裁判で敗訴しており、自己破産の申し立てがされるという説がネットや主要メディアで飛び交っていた。

また、これは関係があるかどうか何とも言えないが、元旦から毎日新聞が、「ネット君臨」という大規模な特集を連載中で、その中で、2ちゃんねらーの一部の言動を、難病女児の患者家族に対する誹謗中傷だとして、厳しく批判した。

ある意味では、2ちゃんねるを取り巻く「社会的包囲網」は、徐々にその輪を狭めてきたと言ってもいい。

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「2ちゃんねるプロバイダー」サービス終了

 プロバイダーサービス「2ちゃんねるプロバイダー」が、15日にサービスを終了する。メールサービスのみ3月末まで利用できるが、それ以降は全てのサービスが終了する。

 2ちゃんねるプロバイダーは、2003年5月にサービスを開始したプロバイダーサービス。アナログ・ISDN回線によるダイヤルアップ接続サービスのほか、Webメールサービスやファイルアップローダー機能、2ちゃんねるの「dat落ち」した過去のスレッドを閲覧できる「2ちゃんねるビューア」機能などを提供してきた。

 サービスを運営するN3Gでは、1月15日をもって2ちゃんねるプロバイダーのサービスを終了するとして、Webメールについては3月31日までは利用できるが、それ以降はメールは全て破棄するため、ユーザーに対してバックアップを取るなどの対応を求めている。( 三柳英樹 )

2007/01/12 16:34 INTERNET Watch

ユーザーショック…2ちゃんねる、再来週にも強制執行

 昨年11月に早大で講演した「ひろゆき」。ついに追い込まれることに…(クリックで拡大)

 ネット界激震!! 賠償命令を無視し続けてきた日本最大の掲示板「2ちゃんねる」(2Ch)の管理人、西村博之氏(30)の全財産が仮差し押さえされることが12日、分かった。債権者が東京地裁に申し立てたもので、対象となるのは西村氏の銀行口座、軽自動車、パソコン、さらにネット上の住所にあたる2Chのドメイン「2ch.net」にまで及ぶ見込み。執行されれば掲示板の機能が一時停止するのは必至だ。

 12日午前、仮差し押さえを申し立てたのは、西村氏に対して約500万円の債権を持つ東京都の会社員の男性(35)。

 男性は2Ch上で自身や家族の実名、住所を晒され、「人間の屑」「ネットストーカー」などと誹謗中傷されたため、昨年8月、管理人の西村氏を相手取り、東京地裁に書き込み者の情報開示を求める申し立てをした。

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2007年01月11日

【磨】毎日新聞「ネット君臨」考

 毎日新聞の新年企画「ネット君臨」が話題を呼んでいる。特に元日朝刊の連載第1回では、匿名掲示板「2ちゃんねる」で起きた「祭り」と呼ばれる現象を紹介。「匿名 群がる悪意」という見出しのもと、1~3面を費やして批判している。

 この記事をめぐり、当然ながら同掲示板では大量の反論が書き込まれるなど大反発。記事の中で批判的に描かれた男性は、取材時のやりとりや記者の実名を公開して応戦する騒ぎになっている。

 掲示板での反論は、当事者の対応の拙さについては触れない一方的な書き方だという不満が大勢のようだ。「祭り」の一例として示された難病児募金の件は、自分も観察していたが、たしかに情報公開という点で不信感を抱かせる対応だったのは否めない。ブログを「炎上」させられた主婦の件も、そこに至った経緯は検討されてしかるべきだろう。「炎上」が生じるメカニズムを、ただ「悪意」に帰してしまうのだとすれば、それはかなり一面的な分析といえる。

 記事では「ネットでは住人たちが一つの話題に群がり、ときに『悪意』が燃えさかる。彼らはそれを『祭り』と呼ぶ」としているが、「祭り」とされる現象にあるのは「悪意」だけではない。古くは湘南海岸のゴミ拾いオフや、放火で焼けた折り鶴を広島平和記念公園に届けた「折り鶴オフ」、近くは経営難に陥った銚子電鉄を支援する「ぬれ煎餅祭り」など、「善意」と呼んで差し支えない祭りも、いくつも存在している。ネットでしばしば起きる「祭り」を、善意や悪意といったレベルで都合よく別の現象として解釈してしまうのは、的を外した理解だろう。

 この連載は今後も続くとのことで、まだ評価を下すのははばかられるが、書きようによってはもう少し長い射程も持ち得た話だろうに、という思いはある。今後、より多角的な議論が展開されることを期待したい。(磨)

産経(iza) 01/11 17:34

2007年01月10日

最先端...電脳村の10年

ネット君臨:第1部・失われていくもの/9止

 ◇高齢者に遠い「恩恵」

 おばあはメーリングリストで「スイカに敷いたワラが風に飛ばされた人がいる」と回す。遠方からスイカ作りコンテストに参加し、日ごろ見回りができない仲間に知らせるためだ。

 冬は2メートル近い雪に埋もれる富山県旧山田村(現富山市)。山崎冨美子さん(72)は60代になってパソコンを始めた。96年、ネットによる最先端の村おこしとして脚光を浴びた過疎対策「電脳村」がきっかけだった。夫に先立たれ、娘にも「ばあちゃん、さびしかろ」と勧められた。

 村は旧国土庁の補助を受け、全世帯の7割に上る約320戸にテレビ電話付きの最新型パソコンを無償で配った。当時最高速のISDN(統合サービスデジタル網)も全戸に敷いた。

 99年夏、故小渕恵三首相がチャーター機で視察に訪れる。村は人工降雪機で雪だるまを作って歓迎した。山崎さんは首相とテレビ電話で「年寄りのオモチャみたいなもん」と話し、驚かせた。

 「みなさんは日本の先駆者です。予算を組むからどんどん要求してください」。金融危機とデフレ不況のさなかで、首相は懸命に日本の明るい将来をアピールした。

 だが今、山崎さんのように村でネットを使いこなす高齢者は数えるほどだ。

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2007年01月09日

検索──コピー──ペースト

ネット君臨:第1部・失われていくもの/8

 ◇奪われた「考える力」

 年賀状のあて名の漢字が出てこない。目の前にいる得意先の名前が浮かばない。

 広告代理店に勤務する東京都文京区の女性(31)は昨年末、港区の「山王クリニック」を訪ねた。脳のMRI(磁気共鳴画像化装置)検査を受けたが異常はない。

 転職したのは2年前。パソコンや自動車の雑誌を担当し、最新技術や新商品を調べるため「考えるよりも前にインターネットで検索するのが習慣になった」という。1日8時間はネットを使う。次第に物忘れがひどくなり、広告の入稿日や雑誌の発売日さえ思い出せなくなった。

 山王クリニックでは2年半前の開業当初から、女性のように脳に障害がないのに同じ「症状」を訴える患者が目立ち、年間200人を超える。20〜40代が中心だ。山王直子院長は「画像に流れている情報を見るだけでは頭の中を素通りする」と指摘する。患者には、たまにはパソコンや携帯電話を使わず、手書きの日記をつけるよう勧めている。

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2007年01月08日

アクセス200万「ひきこもり村。」

ネット君臨:第1部・失われていくもの/7

 ◇「閉じた社会」の誘惑

 テクノ音楽が流れ、DJ2人の声がパソコンのスピーカーから聞こえ始める。インターネットサイト「ひきこもり村。」の番組に放送局はない。掲示板に書き込まれたリスナーの言葉を見ながら、2人はそれぞれ山形と横浜の自宅にあるパソコンの前でマイクに向かう。

 「来年は父親が会社を辞めるので家計が苦しくなりそうです」「そう。難しい問題だね」

 DJを務める山形市のハンドルネーム・侑摩佳彌(ありまよしや)さん(25)は村の管理人だ。2年前、同じ引きこもりの人たちとのつながりを求め、ネット上の仮想社会を作った。約2000人が住民登録した。「友達がほしい」「親子問題」……。掲示板には2000近いスレッドが立ち、アクセス総数は200万を超えた。

 医者の父(60)と母(49)、高校2年の妹の4人暮らし。中学の時、部活のサッカーの試合でミスを連発し、パスを回してもらえなくなったのがきっかけだった。昼ごろ起きて母親とパンを食べ、ネコと遊んだり本や漫画を読む生活が10年間続いた。「誰からも必要とされていない。人生はつらいのに自分の存在がすごく軽く感じた」

 管理人の仕事は忙しい。不要な記述を削除したり、住民同士のトラブルの仲裁に3〜4時間かけることもある。「居場所ができた」「気持ちが楽になった」という声が寄せられ、人の役に立てた気がした。昨年5月、市内の引きこもりを支援するNPO法人のスタッフになった。週に1度は外に出る。だが、同じように「脱ひき」しようとする住民は少ない。

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2007年01月07日

オークションとアフィリエイト

ネット君臨:第1部・失われていくもの/6

 ◇操られる「素人売買」

 パソコンの画面が締め切り10秒前を伝える。マウスを握る指が小刻みに震える。9、8、7……。経験で5秒前が勝負だと知っている。

 その瞬間、東京都北区の女性(46)はネットオークションで狙いをつけたTシャツを4万円で入札した。間もなく「あなたが落札」と表示される。体が熱くなった。

 朝起きるとパソコンで商品の入札履歴をチェックする。「顔の見えない相手との駆け引きは興奮する」。競り落としたブランドものを「勝利品」と呼んでいる。これまで110点に達した。

 10年ほど前、夫との不仲をきっかけにクレジットカードでの買い物でストレスを解消するようになった。気がつけば800万円の借金を重ね、任意整理に追い込まれた。

 それでもオークションはやめられない。昨年11月、子供名義で貯金していた70万円の教育資金に手をつけてしまった。エルメスのバッグを落札したためだ。

 「楽しいのは買った時だけ。その後は後悔の気持ちに押しつぶされるようになるの」

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2007年01月06日

ケータイ無しで、生きられますか...

ネット君臨:第1部・失われていくもの/5

 携帯電話、パソコンを5日間使わない生活の感想

 ◇実験−−−前日 12月9日(土)

 「えっ、携帯でメールできないの?」。慶応大4年の山本丈太郎さん(22)が「明日から携帯とパソコンが使えない」と伝えると、彼女が残念そうな顔をした。山本さんは1日に30通以上メールをやり取りするが、ほとんどが彼女とだ。

 「この時間は自宅にいる。何かあれば固定電話にかけて」。不安を静めながら、どんな生活になるか興味もわいた。

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2007年01月05日

毎日新聞と2ちゃんねらー 「全面戦争」の様相

tetn07-0017_pho01.jpg 元旦の1面トップには「祭り」の文字が…

 元旦の新聞各紙の1面トップを飾るのは、「入魂のスクープ」であることが多い。だが、今年の毎日新聞は例外だったようで、1面の見出しを飾ったのは、2ちゃんねらーにはおなじみの「祭り」という文字。だが、「祭り=悪意が燃えさかること」という記事の論調に、2ちゃんねるのスレッドでは反発する大量の書き込みが行われ、「全面戦争」の様相を呈してきた。

 話題になっているのは、「ネット君臨」という連載。連載初日の2007年1月1日には、3ページにわたって、2ちゃんねる関連の話題を取り上げている。記事の内容は、2ちゃんねるの書き込みで傷を負ったと訴える人の事例が二つと、2ちゃんねるの管理人である西村博之氏へのインタビューなどで構成されている。

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画面でつながる「仲間」「友だち」

ネット君臨:第1部・失われていくもの/4

20070105org00m040003000p_size7.jpg 寮でくつろぐ田村さんは「そばに人がおるから、一喜一憂できる」という=岡山県吉備中央町の吉備高原学園高校女子寮で、竹内幹写す

 ◇本当は会って話したい

 携帯電話を持って湯船につかる。友だちからメールが来たら、すぐ返信するためだ。入浴で話が途切れると、気まずくなりかねない。

 長崎県佐世保市で暮らす中学2年生の女子生徒(14)のメール代は定額払いにしたから月4200円で済む。そうしないと20万円にもなる。使うのは文字より絵文字が多い。「その方が相手の気持ちもよく分かる」

 小6の6月、クラスで同級生の女児殺害事件が起きた。2人の間ではインターネットのホームページへの書き込みをめぐるトラブルがあった。当時ネットを使っていなかった大半の同級生が今、利用している。

 記者は「ネットと事件について考えることがある?」と尋ねた。女子生徒は「ない」と答えた。あの日の出来事をけっして忘れたわけではない。それほど当たり前の道具になっている。でも女子生徒は言う。「私、本当はメールより会って話をするのが楽しいんだ」

 別の同級生の母親は事件を思い出すと身震いがする。加害女児を学校で何度も見かけていたが、ネットの世界に閉じこめた心の中を察することはできなかった。「誰かが聞いてあげていたら」と思う。だから部活を終えた息子を迎えに行くと他の子に声をかけ、時にはメールアドレスを交換する。

 「きょうはお仕事?」。息子の友だちからメールが届くようになり、少し安心している。

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2007年01月04日

静かな職場、システムが社員監視

ネット君臨:第1部・失われていくもの/3

 ◇上司・同僚、顔も見ず

 操作していた職場のパソコンに突然、エラー画面が現れた。「違反です。あなたのIPアドレスを記録します」

 東京に本社を置く大手IT(情報技術)企業の調査研究担当社員(41)が英文サイトで遺伝子組み換えに関する資料を探していた時だ。その中に「SEX(性別)」という文字があった。社内のネットワーク監視システムが「業務中に性的描写を見た」と判断した。

 同じような経験は一度や二度ではない。社の管理部門に閲覧許可の申請書をいちいち出さなくてはならない。「仕事の能率がひどく落ちた。ITを万能と考えている経営者は裸の王様ですよ」

 同じIT企業の「ITFOR」(東京都)はパソコンの操作記録を社員本人と上司が見ることができる。無駄な仕事をしない「抑止効果」が高まった。私用に使われやすい携帯電話をオフィスに持ち込むのも禁止。ICカードで開けるロッカーに入れ、1日に取り出した回数まで分かる。

 仕事の管理、効率化、情報漏れ対策……。同社が3年前から導入した監視ソフトを開発する「MOTEX」(大阪府)の高木哲男社長(58)は「市場は将来も確実に伸びる」と予想する。米国にならい、企業の財務情報の信頼性を保つため08年から社内管理の徹底を法律で義務づける「内部統制」(日本版SOX法)が追い風になる。

 企業の社員監視とネットワーク化が進むとどうなるのか。

 150メートル先まで仕切り一つない広いオフィス。足音とキーボードの音だけが響く。大手企業の電子機器設計を担当する30代前半の男性社員は、静まり返った仕事場で言い知れぬ孤独感に襲われる。

 目の前の相手にメールを打つのが当たり前になった。直属の上司は別のビルにいる。連絡もメールだ。自分が書いた報告書を読んでうなずいているか、首をかしげているのか。その顔が見えない。「昔のように仕事を直接教えてもらえなくなった。結局、自分で考えるしかない」

 ペーパーレスになった職場で、紙の古い資料を見つけた。紙は組合のビラくらいしか目にしない。「稟議(りんぎ)書も人の手で回していたんだ」。新鮮な驚きがあった。今は「人と人の間に機械がはさまっている」と感じる。それでもネットを使わない仕事は想像できない。

 同僚とのつきあいは確実に減った。上司には「会社で金を出すから飲み会でも開けよ」と指示されている。

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2007年01月03日

レア物求め、嫌がる女児撮影

ネット君臨:第1部・失われていくもの/2(その1)

20070103k0000e040025000p_size6.jpg 押収されたグループのコレクション=埼玉県浦和警察署で

 ◇認められたくて「狩り」

 1枚のDVDがある。空き地で遊ぶ2人の少女。1人(当時8歳)が暗がりに誘い込まれる。服を脱がされそうになり、顔をゆがめて「嫌だ嫌だ」と泣き叫んでいる。とても正視できない。

 04年10月。インターネット上のハンドルネーム(HN)「なるえ」は、これを撮るため休日を利用して仲間と千葉県に車を走らせた。JR東海の元運転士(33)。停車位置が10センチずれるのも許せない。無遅刻無欠勤。職場の同僚は「まじめできちょうめん」と口をそろえる。

 愛知県豊橋市の自宅から遠く、純朴な子どもがいそうな田舎に目を付ける。黄色い帽子をかぶった下校途中の約20人に「かわいいね」と声をかけた。小学4年以上は警戒されるから狙っていない。

 埼玉、宮城県警は昨年から大規模な児童ポルノ事件の摘発を進めている。逮捕者は、実行グループのなるえを含め中部から東北の計14人。元自衛官、郵政公社職員、塾講師……。幼いわが子へのわいせつ行為に及んでいた法務局人権擁護部の元職員もいる。00年ごろ、ネットのチャットやコミックマーケットで知り合った小児性愛者グループだ。互いの本名は知らない。

 ◇押収画像500万点

 押収された画像はネットを使って収集したものを含め、空前の500万点に上る。1000人前後の日本人女児の映像など、数万人分が収められていた。DVDには男の顔も映っている。「自分が撮ったもの」という証拠だ。彼らは女児の撮影を「狩り」と呼んだ。

 警察が事件の中心人物と見る男がいる。小児性愛者の世界でカリスマと呼ばれるHN「D」。コミック作家、38歳。1級のコンピュータープログラマーでもある。逮捕された1人はこう供述した。「同じ趣味の人間がたくさんいることをネットで知った。珍しいものを持っていれば、あの人に認めてもらえると思った」

 ネット社会に渦巻く欲望から子どもたちを守るすべはあるのか。(2面に続く。ネット用語=太字)

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膨大なダウンロード

ネット君臨:第1部・失われていくもの/2(その2止)

 <1面から続く>

 ◇児童ポルノ、膨大なダウンロード

 ◇「抜け道いくらでも」

 コミック作家のHN「D」(38)は昨年7月、児童ポルノを第三者に提供した罪で懲役1年4月、執行猶予3年の判決を受けた。「狩り」にはかかわっていない。年末、毎日新聞の取材に応じた。

 −−ネットで交流していた愛好者は。

 ◆画像のやりとりをしていたのは50人くらい。

 −−仲間は増えたか。

 ◆10年前に比べ、ネットワークはかなり広く、強くなっている。ひとえにネットのおかげ、というかネットのせいだ。昔は一人で悩んでいた。

 −−「狩り」を知って注意しなかったのか。

 ◆やめた方がいいと思うが私に言う資格はない。本心は見たいから。自分の欲望に負けている。

 −−仲間が「狩り」をした責任は感じるか。

 ◆正直、ない。撮影する側も見る側もエスカレートしたものを求めていく。お互い破滅が待っていると分かっていても歯止めが利かない。

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2007年01月01日

難病児募金あざける「祭り」

ネット君臨(1) 第1部 失われていくもの_1

20070101k0000e040033000p_size6.jpg 12月11日の成田空港。米国に向かう航空機に乗り込む上田さくらちゃんを母和子さんが後ろから抱きしめた=竹内幹写す

また死ぬ死ぬ詐欺ですかw

2ちゃんねる上、匿名攻撃

NHKキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

両親「裸で歩くよう」


 臓器提供者はまだ見つからない。4歳のクリスマスは、米カリフォルニア州の大学病院に近いアパートで迎えた。ネコのぬいぐるみをプレゼントされ「ネコちゃんが来たよ」とはしゃいだ。

 難病の拘束型心筋症と診断された東京都三鷹市の上田さくらちゃんが助かるには、海外で心臓移植を受けるしかない。1億円を超える手術費用は募金に支えられている。

 新聞各紙に「さくらちゃんを救う会」の募金活動の記事が掲載された昨年9月22日朝。インターネット掲示板「2ちゃんねる(2ch)」に家族を中傷する書き込みが始まる。「また死ぬ死ぬ詐欺ですかw」。「w」は笑いの意味だ。移植の募金はこれまでも「会計が不透明」と批判されてきた。

 NHK勤務の父昌広さん(54)と母和子さん(45)が記者会見で職業を「団体職員」と公表したことも災いした。後でNHKと答えたが、手遅れだった。「NHKキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!」と顔文字を付け、はやし立てる。「高給取りを隠して同情を買おうなんて詐欺だな」

 両親が借金などでねん出した3000万円の自己負担を公表しても攻撃はやまない。ローンが残る住宅しかないのに「十数億の資産がある大地主」と虚偽の情報が書き込まれた。自宅の登記簿や写真もネット上にさらされた。「だまされて募金したので返してほしい」。救う会にはメールや電話が続いた。救う会にはメールや電話が続いた。

 「裸で歩いているような恐ろしさ。眠れない時もありました」。和子さんは家の前で携帯電話のカメラを構えた人影を忘れられない。「親ですから娘が救われるのなら構いません。でも支えてくれる人たちが疲れていくのを見るとつらい」目が潤んでいた。

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エサ 総がかりで暴露

ネット君臨(1) 第1部 失われていくもの_2

ブログに照準 氏名 住所 自宅写真 夫の勤務先まで特定

管理人「不在」削除も執行不能

 記者が玄関をノックしても出て来ない。「本当に怖くて外も歩けませんでした」。電話越しに声の震えが伝わる。中部地方の主婦は半年前、ネットの掲示板「2ちゃんねる(2ch)」の祭りの被害に遭った。

 きっかけはブログの日記。内容が「非常識」と非難され、2chにスレッドが立った。「久々のエサだ。個人データを洗い出すんだ!」。日記には本名を出していない。なのにその日のうちに名字や夫の勤務先の電話番号が暴かれた。住所も特定され、自宅の写真がネットに流された。

 掲示板の書き込みをさかのぼると、2ちゃんねらーたちが主婦のブログの記述をヒントに、情報を積み重ねていったことが分かる。大まかな居住地域、近所の施設、自宅の窓から撮った風景……。掲示板には地元の住民からも情報が寄せられ、さらに電話帳や地図で住所を絞り込む。主婦の子供が載ったことのある育児雑誌まで見つけ出し、名字を突き止めた。

 攻撃はネット上にとどまらない。「電凸」(電話による突撃)が始まった。夫の勤務先に「奥さんの件はご存じですか」と尋ね、そのやりとりもスレッドに書いた。夫婦は警察や役所に相談し、住民票が入手されるのを防ぐため第三者への交付を止めた。しばらくの間、家を離れた。そして主婦はブログをやめた。

 「切込隊長」のハンドルネームで知られ、かつて2chの運営にもかかわった会社役員の山本一郎氏(33)は「欺まんと笑いがあると見られればネタにされる」と語る。たとえ事実が誤っていてもその二つの要素があれば、ネットで火が付く危険がある。

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「これがネット 仕方ない」

ネット君臨(1) 第1部 失われていくもの_3

情報いろいろあるから面白い 中傷は国民性の問題

 ネット上の掲示板に匿名で個人への中傷が書き込まれる問題を、管理する側はどう考えているのか。最大の掲示板2ちゃんねる(2ch)の管理人、ひろゆき氏(30)は毎日新聞の取材に「ネットの仕組みだから仕方がない」と答え、規制は難しいとする認識を示した。大学時代にネットの発展を体験し、IT(情報技術)の旗手を輩出する「ナナロク世代」の一人は掲示板を東京の歌舞伎町に例え、「きれいじゃない情報もあるから面白い」と語った。

奇抜な発想「ナナロク世代」

20070101k0000e040032000p_size6.jpg インタビューに答える「2ちゃんねる」管理人の西村博之さん=山本晋写す

 ひろゆき氏は76年生まれ。その前後に生まれた通称「ナナロク世代」は次代のITベンチャーを担う。ネット交流サービス・SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の最大手「ミクシィ」や検索サービス「はてな」の社長らだ。

 この世代が大学に入学した時期にOS(基本ソフト)のウィンドウズ95を搭載したパソコンが登場し、ネットの利用が本格的に始まる。卒業するころはデフレ不況で就職氷河期。笠原健治ミクシィ社長は「パソコンやネットに慣れ親しんだ年代。仕事は自分たちで何とかしなくちゃ、という意識が芽生えやすかった」と語る。

 ITベンチャーの歴史を振り返ると、孫正義ソフトバンク社長(49)らの第1世代、楽天の三木谷浩史社長(41)らの第2世代に続く第3世代に当たる。先輩に比べてカネもうけへの執着が薄いといわれ、笠原社長も「みんなが楽しむことができればいい。個人的に欲しいものはあまりない」と言う。第1世代でアスキー元社長の西和彦さん(50)は「我々にはない奇抜な発想を持っている」と分析する。

 彼らが生み出した2chやミクシィをのぞいてみると、ユーザーの間に既存のメディアへの強い不満もうかがえる。2ちゃんねらーにとってマスコミは格好の批判材料だ。ライブドアのフジテレビ乗っ取り騒動では、掲示板にライブドアを支持する声はあふれた。

 社会への影響力も大きい。新潟県中越地震では被災者に携帯カイロを送る運動が盛り上がった。東芝社員の顧客への不適切な対応を告発した「東芝クレーマー事件」は副社長が謝罪会見に追い込まれた。「おたく青年」2ちゃんねらーが掲示板の書き込みで応援するラブストーリー「電車男」は100万部を超えるベストセラーになった。

 一方で、2chの運営にもかかわったフリージャーナリスト、井上トシユキ氏(42)は「電車男以降、新しいユーザーが入り、書き込みのレベルが下がった。かつては『祭り』をやるにも義侠心や熟慮があったが、今は悪ふざけや単なる魔女狩りになっている」と指摘する。

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2chの正体(掲示板・阿修羅 リンク)

第一章 2chの正体(疑惑) /全七章
第二章・2chの二人の黒幕 /全七章
2chの正体 第三章・2chがIP販売と総会屋? /全7章
2chの正体 第四章・2ch探偵社、そしてNAVERへ提携 /全7章
2chの正体 第五章・2chの工作員たち /全七章
2chの正体 第六章・2ch管理人・迷言録 /全七章
2chの正体 第七章・アクセス数を稼ぐ為の悪質な手法 /全7章

第八章・2chとの繋がりを噂された組織と団体
2chの正体 第九章・偽りの匿名の罠
2chの正体 第十章・2chの殺人ネットストーカーたち
2chの正体 第十一章・2ch打倒に動き出した組織たち
Re: 2chの正体 最終章(前編)・反2chレジスタンスの発生と歩みと
Re: 2chの正体 最終章(後編)・レジスタンスの壊滅

「大日本愛国政義塾」の恐るべき実態

【日本インターネット真相の深層1】はじめに:霧島夏樹
【日本インターネット真相の深層2】ちゆ12才 前編:霧島夏樹
霧島夏樹



2ch裏の歴史と噂話と真相
 

2006年12月14日

【ネットウォッチング】新しい感性で作る2chを

 少し前の話になるが、11月19日に投開票が行われた沖縄県知事選では、与党系の仲井真弘多氏が当選した。2ちゃんねるには早速、スレッド(特定の話題を扱う掲示板)が立ち、翌日までに4500以上のレス(返信)がついた。

 その内容の大半は「サヨクの嘆きが哀れだわ」と結果に満足するもの。小沢一郎代表を嘲笑うようなアスキーアート(パソコン文字を組み合わせて作成した絵)も出て、それなりに盛り上がった。一方、「買収国家日本万歳」などといった野党支持層の書き込みは散発的で、流れを作ることはなかった。

 もっとも、これは見る前からある程度、予見できたこと。記者自身もむしろ、この反応が見たくてスレッドを開いたに過ぎない。ただ、そこに知的な刺激はなかった。

 すでに“中途半端な若者”となった記者が最近気をつけているのは“頭の固い大人”にならないこと。たまに、若いころに培った感性を大事に守り続けるあまり、思考の柔軟性を失ってしまった人を見かける。それは結局、時が経つほどに、絶えず変化する「現代」との乖離(かいり)を生じさせ、時代の「風」を感じ損ねることにつながるだろう。

 ネット掲示板にも、同じことが言える。かつて「2ちゃんねる」がまだ草創期のころには、半島や大陸に対することをはじめとする、歯に衣着せぬ物言いの書き込みに共感し、勇気づけられたりもしたが、何年もそればかり見せられると、さすがにうんざりする。

 社会学者の北田暁大氏は『嗤(わら)う日本の「ナショナリズム」』(NHK出版)の中で、2ちゃんねるを「ポスト80年代に特有な現象」と評価している。ならば、「ポスト90年代」を体現することには、ならないのだろうか。

 すでにネット掲示板利用者の中には、物心ついた頃に同時多発テロが起きた、という若い世代も含まれよう。彼らの新しい感性で流れを作る2ちゃんねるを、これからは見てみたい。(晋)

Sankei WEB (2006/12/14 16:32)

2006年11月08日

【コラム・勿忘草】さくらちゃん祭りがなかったら…

 友人が考えあぐねていた。古い知人から久しぶりに彼女のもとへ届いたメールが、悩みのタネだった。

 それは重い心臓病を患い、米国での心臓移植を希望している女の子、上田さくらちゃんのための募金を呼びかける内容。彼女の知人が関係者らしく、転送されてきたメールだ。ネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」で、この募金活動を問題視する意見が集中していたときでもあった。

 募金活動はさくらちゃんの両親が9月にスタート。しかし、両親が自己負担額や、収入の高いNHK職員であることなどを公表せず他人からお金を募っているとして、批判を呼んでいた。両親はその後、情報を公開したものの、“祭り”は一向に鎮火しなかった。中には心ない中傷や事実誤認も見られたが、一方で議論は日本の移植医療のあり方にまで発展した。

 マスコミで働く者として、難問を突きつけられた気分だった。もしも“祭り”がなかったら、マスコミは単なる“美談”として、募金活動のニュースを流して終わっていただろう。「2ちゃんねる」が複眼的な視点を示した役割は無視できない。さまざまな問題を提起しながら、1カ月で募金活動は目標金額を達成して終えた。

 「2ちゃんねるには、編集がない」。管理人である西村博之さんがネット関連のシンポジウムで発言するのを聞いたことがある。事象を編集し、ニュースとして報道するのがマスコミならば「2ちゃんねる」は対極にある。

 しかし、両者は決して敵対するものではない。相手を鏡に自らの姿を確認しながら、物事をよりよい方向へと進めていけると信じている。今回の募金活動の問題は、その可能性を示してくれた。

 結局、友人は募金をしなかった。彼女の家族も大病で、入退院を繰り返している。見知らぬ他人の医療費を助けるほど、心に余裕はなかったというのが理由だ。

 メールを転送してきた知人の顔が浮かび悩んだが、「善意は義務ではない」という「2ちゃんねる」で見かけた誰かの書き込みに、少し気持ちが軽くなったという。(猪谷千香)

産経新聞(iza)11/08 05:17

2006年11月05日

2ちゃんねる管理人、巨額賠償に独自見解

 失踪(しっそう)説が流れていたインターネットの大型掲示板「2ちゃんねる」管理人、ひろゆきこと西村博之氏(29)が4日、早稲田大学の学園祭「早稲田祭」に登場し、講演会を行った。悪質な書き込みをめぐる訴訟で負け続け、巨額損害賠償金を抱える身だが、裁判や支払い判決を無視し続けている。西村氏は「(裁判に)勝とうが負けようが払わなければ一緒」「僕に金を払わせたいなら、そういう法律を作ればいい」と独自の見解を語った。 西村氏は、メディア研究サークルが主催する講演会に登場。9月から失踪説が報じられておりドタキャンが心配されたが、立ち見が出る約700人の観客の前にラフなシャツ姿で「(僕は)影武者なんで」と冗談を言いつつ現れた。

 「2ちゃんねる」上の書き込みをめぐり、西村氏は多くの組織などから名誉棄損などで訴えられ、次々敗訴中。プロゴルファー北田瑠衣(24)からも訴えられ、東京地裁は先月25日、100万円の損害賠償などを命じる判決を出したばかりだ。しかし、西村氏は出廷せず、賠償金も払わないなど裁判を「無視」し続けている。

 西村氏は、北田との訴訟について「(北田の)弁護士が(書き込みの)削除依頼をし、削除されたのに僕を訴えている。じゃあ、削除以上に僕は何すればいいんでしょう。(裁判は)やりたいならやればという感じです」。

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2006年10月23日

移植希望女児の募金、目標達成=ネット上の中傷乗り越える−東京

 原因不明の「特発性拘束型心筋症」と診断され、米国での心臓移植手術を希望している東京都三鷹市の上田さくらちゃん(4)について、支援団体は23日、手術に必要な募金目標額の1億3600万円を達成したと発表した。募金活動は終了し、さくらちゃんは年内に渡米する。

 募金をめぐってはさくらちゃんの両親がNHK職員だったこともあり、インターネット上で「身銭を切っていない」などとする中傷が相次ぎ、ネット社会の問題点が浮き彫りとなっていた。支援団体は目標額のうち、3000万円は両親の自己負担であることを公表している。

(時事通信) - 10月23日22時1分更新

2006年10月06日

「身銭切れ」心臓移植希望の女児支援HP、中傷相次ぐ

 重い心臓病のため、米国での心臓移植を希望している東京都三鷹市の上田さくらちゃん(4)を支援する「さくらちゃんを救う会」の関連ホームページ(HP)などに9月以降、批判や中傷など匿名の書き込みが大量に寄せられている。

 救う会メンバーの携帯番号や、さくらちゃんの自宅の写真などが匿名投稿者によりネット上で公開されるなど、“攻撃”はエスカレート。顔の見えないネットの負の側面が露呈した。

 NHK職員上田昌広さん(53)、同和子さん(45)の長女、さくらちゃんは「特発性拘束型心筋症」と診断され、年内にも渡米して移植手術の機会を待つ予定となっている。渡航費・治療費を集めるため、友人や職場の同僚らが8月に「救う会」を結成。1億3600万円を目標に募金を始めた。

 ところが、活動がメディアで報道された9月下旬ごろから、ネット上での批判が始まり、支援者による「応援ブログ」には1日数百件もの書き込みが集中。同会にも1日100件前後のメールが寄せられている。善意の励ましもあるが、「(両親は)身銭を切るべきだ」「子どもを利用した詐欺」など心ないものも多い。

 さらにメンバーの携帯番号や自宅の写真のほか、自宅の「不動産登記」とされる情報などが、ネット上で公開されてしまった。

 当初、「団体職員」と報じられた両親がNHKプロデューサー、ディレクターだったことなどが反感を招き、ネット上での“攻撃”に火がついたらしい。

 メンバーの個人情報までさらされる事態に、同会事務局の永田浩三さん(51)は、「思ってもみなかった批判にさらされた」と困惑。「メンバーのショックが大きく、募金活動に支障が生じる」として救う会は9月29日、募金の目標額のうち3000万円は両親が出費するという事実や、渡航費や治療費など募金の詳細な使途予定を公開する措置をとった。

 さくらちゃんのケース以外でも、ネット上では、難病児の海外移植のための募金活動に対する“攻撃”が頻発。腸が機能しない難病だった茨城県常総市の神達彩花ちゃん(今年5月死去、当時1歳4か月)のための募金活動でも、支援者のHPなどに「(募金の)余剰金は寄付しろ」などの書き込みが集中した。

(2006年10月6日14時30分 読売新聞)

2006年09月09日

『デスノート』と化す、2ちゃんねる

【PJ 2006年09月07日】− 私刑とは個人や集団が、法律によらずに加える制裁のことです。それは社会に害を及ぼす卑劣なリンチ行為です。インターネットが大衆にまで普及した現代において、その行為の舞台は現実世界から、匿名性の高いネット世界に移りました。法治国家日本において、そのような行為が平然と行われ、それが放置されている状況には驚きを隠し得ません。実際に2ちゃんねるなどの匿名巨大掲示板で行われているリンチのたぐいを示してみます。

 1)匿名掲示板での誹謗中傷。または討論とは言えない一方的な罵倒行為。2)盗撮(※被写体にネット公開の承諾を得ていない)と思われる画像や動画の公開。3)実名や住所、電話番号などの個人情報を流出させる行為。4)いわゆる「荒らし」行為、「ブログ炎上」を起こす行為。

 これらはネットが生んだネット版の私刑です。その多くが『2ちゃんねる』で行われます。同掲示板にはその匿名性に誘われて多くの心無い人間が集まり、彼らは日頃の不満やストレスを発散するために、常に私刑(攻撃)の対象を探しています。また、自分の思想と異なる対象を憎み、誹謗中傷をします。その行為を恥じるどころか、まるで『悪人に裁きをくわえてやった、これは制裁である』と得意な顔をします。

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