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2007年09月06日

福岡中2自殺、遺族に死亡見舞金・「学校外」新基準を適用

 独立行政法人日本スポーツ振興センター(東京)が、福岡県筑前町で昨年10月にいじめを苦に自宅で自殺した中学2年森啓祐君(当時13)の遺族に、災害共済給付制度の死亡見舞金2800万円を支給すると決め、遺族に通知していたことが6日、分かった。

 森君の遺族から要望を受けた文部科学省は7月、いじめや体罰が原因ならば、自殺場所がどこであっても見舞金を支給するように災害共済給付制度の支給基準を変更。制度を運営する日本スポーツ振興センターによると、変更後の新基準で支給が決まったのは初めという。

 森君の母親美加さん(37)は取材に対し「支給決定の通知を受けて遺族の救済の幅が広がったと思う。ほかの遺族にも救済が広がることを願っている」と話した。

 新基準は過去2年間の事例にさかのぼって適用される。自宅などで自殺したため申請しなかった場合も多いとみられ、申請は増える見通し。〔共同〕

NIKKEI NET 2007/09/06 (14:01)

2007年02月21日

言葉の暴力 解決は学校?

警察介入の境界線は

 福岡県筑前町の中学二年生=当時(13)=が、執拗ないじめを苦に自殺した問題で、同県警が暴力行為法違反(共同暴行)の疑いで同級生三人を書類送検、二人を児童相談所に通告した。県警側は「生徒らは中心メンバーでなく、処罰を求めない」としているが、警察の介入の境界線はどこにある? (山川剛史、竹内洋一)

 「送検、通告した五人以外にいじめた生徒はいないのか慎重に調べ『死ね』『うざい』などの言葉が亡くなった生徒に発せられていた事実も把握した。その上で、少年について立件できる事件はこれがすべてと判断した」

 福岡県警少年課の幹部は事件化の経過をこう説明する。

 調べでは、この五人は、昨年十月十一日午後四時十五分ごろ、同町立三輪中学校の男子トイレで、同中学二年の森啓祐君の手足を押さえつけ、無理やりズボンを脱がそうとした疑い。啓祐君はこの後自殺した。

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2007年02月19日

いじめ自殺 3人を書類送検

mori.png 森啓祐(けいすけ)君(当時13歳)

福岡県筑前町で中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、警察は、自殺の当日に同級生5人が学校のトイレで男子生徒のズボンを脱がそうと手や足を押さえつけたとして、暴力行為の疑いで、このうち3人を書類送検し、2人を児童相談所へ通告しました。

書類送検されたのは、福岡県筑前町の14歳の中学2年生の男子生徒3人で、当時13歳だった同級生の生徒2人は児童相談所に通告されました。

警察の調べによりますと、5人は、去年10月、福岡県筑前町の中学2年生、森啓祐くん(当時13歳)がいじめを苦に自殺した当日に、学校のトイレで森くんのズボンを脱がそうと手や足を押さえつけるなどしたとして、暴力行為の疑いが持たれています。

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2007年01月18日

福岡 いじめ自殺で校長が謝罪

20070118000040002.jpg福岡県筑前町の中学校で、去年、中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、17日夜、臨時の保護者会が開かれ、校長が「男子生徒の精神的苦痛に気づかず自殺を防げなかった責任は大きいと反省している」と述べて、学校側の責任を認め謝罪しました。

福岡県筑前町の三輪中学校に通っていた中学2年生の男子生徒が、去年10月、いじめを苦に自殺した問題では、町の調査委員会が去年暮れにまとめた最終報告書で「いじめ対策を怠った校長や教頭の責任は重い」と指摘しました。

17日夜、中学で開かれた臨時の保護者会で、合谷智校長は「男子生徒が精神的苦痛を感じていたことに教職員が誰一人として気づかず、自殺を未然に防げなかった責任は大きいと反省している」と述べて、学校側の責任を認め謝罪しました。

そのうえで、合谷校長は「いじめに対する危機感が希薄で、生徒との信頼関係を築けなかったことも大きな問題だった。ほんとうに申し訳なく思います」と述べました。

出席した保護者からは、再発防止策を徹底するよう求める声が出たということです。

三輪中学校では、休み時間や放課後に教師が教室を回り、生徒と触れ合う時間を持つよう努めているということで、今後もいじめをなくすための取り組みを続けていくことにしています。

NHK 1月18日 7時17分

2006年12月31日

いじめ自殺が無い?福岡県十大ニュースの問題

 福岡県が12月26日に県政十大ニュースを発表した。第1位 北九州空港開港、第2位 北部九州自動車百万台生産達成、第3位 九州国立博物館入館者二百五十万人超える、第4位 子育て応援企業が五百社突破、第5位 第二期青少年アンビシャス運動がスタート、第6位 バンコク都、デリー準州と友好提携へ、第7位 森林環境税を創設、第8位 「北部福岡緊急連絡管」着工へ、第9位 東九州自動車道全線開通にめど、第10位 県産ノリ統一ブランド「福岡のり」誕生。

 概して明るいニュースが並ぶが、気がかりな点がある。それは、2カ月前の筑前町、男子中学生「いじめ自殺」のことである。衝撃的な事件であった。西日本新聞によると県十大ニュースは県の幹部が候補を募り、投票により合計点で順位を決めるとの事である。当初、筑前町のいじめ問題は上位1010位内に入ったが、「いじめは全国的な問題」であり、県固有の問題ではないと、県十大ニュースからはずされたという。

 この十大ニュース発表の翌々日の28日、筑前町の調査委員会が、「いじめが最大の要因」とする最終報告書を教育委員会に提出した。29日付の西日本新聞によると、「長期のからかいや冷やかしの蓄積が、自殺の大きな要因の一つとなったと推測される。教職員や保護者を含め、こうした行為をいじめと認識していなかった。学校全体で、からかいや冷やかしに対する感度が鈍くなっていた。いじめ問題に対する教職員の意識は希薄だった。・・・日ごろからいじめ対策を講じていたとは言えず、漫然と学校運営していた校長と教頭の責任は重い」としていた。

 筑前町最終報告で学校、地域、保護者が再発防止の努力を迫られている状況の深刻さを目の当たりにして、このたびの福岡県政十大ニュース選考での「いじめ自殺」はずしが悔やまれる。県固有の問題ではない、全国的な問題だと麻生知事は考えたようだが、教育、人間についての温かい心が欲しかった。【了】

2006年12月31日16時36分 ライブドア(PJニュース)

2006年12月29日

「責任重い」と学校非難、福岡中2自殺で調査報告

 福岡県筑前町で町立三輪中学校の2年生男子生徒=当時(13)=がいじめを苦に自殺した問題で、町教育委員会が設けた調査委員会(委員長・高田清福岡教育大教授)は28日、「言葉のいじめが長期間続いたことが自殺の最大原因。深刻な状況を把握できず、対策を講じなかった学校の責任は重い」との最終報告をまとめ、町教委に提出した。

 報告書を読んだ男子生徒の父親(40)は「遺書にあった息子の最期の言葉をくんでくれた報告で、うれしかった」と話した。〔共同〕

NIKKEI NET 2006/12/29 (00:42)

2006年12月28日

福岡 生徒自殺はいじめが原因

20061228000172002.jpg福岡県筑前町の中学校で、2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、町の調査委員会は「長期間にわたっていじめが繰り返されたことが自殺の原因になった」という最終報告書をまとめました。また、学校側がいじめ対策をとっていたとは言いがたく校長や教頭の責任は重いと指摘しています。

この問題で福岡県筑前町の調査委員会は、自殺した男子生徒が通っていた三輪中学校の同級生へのアンケートや遺族や教師からの聞き取りなどを行って最終報告をまとめ、28日夜、高田清委員長が筑前町の柿原紀也教育委員長に報告書を手渡しました。

それによりますと、男子生徒は入学してから自殺するまでの間、複数の生徒から繰り返し「消えろ」とか「死ね」と言われていました。

調査委員会は、こうした長期間にわたる「からかい」や「冷やかし」は『いじめ』であり、それが自殺の原因になったと結論づけました。

また、男子生徒が1年生の時に当時の担任の教師から「偽善者にもなれない偽善者」などと繰り返し言われたことが生徒の「からかい」などにつながったとしていますが、そうした言動は自殺の半年から1年前で直接的な原因とは考えにくいとしています。

また、学校側がいじめ対策をとっていたとは言いがたく、校長や教頭の責任は重いと指摘しています。三輪中学校の合谷智校長は、「彼の死を無駄にしてはいけないと思う。最終報告書をしんしに受け止め再発防止に努めたい」と話しています。

NHK 12月28日 22時0分

イタリア人に暗殺警告メール

20061228000076002.jpgロシアの治安機関の元職員リトビネンコ氏が亡命先のロンドンで殺害された事件で、元職員が体調を崩す直前に接触していたイタリア人にロシアの治安機関に近い人物から暗殺を警告する電子メールが届いていたことが明らかになりました。

この事件は、先月、ロシア連邦保安庁の元職員リトビネンコ氏が亡命先のロンドンで死亡し、体内から猛毒の放射性物質ポロニウムが検出されたもので、リトビネンコ氏は体調を崩す直前にイタリア人男性と食事をしたことがわかっています。

この男性に情報を提供していた旧ソビエトの治安機関の元職員は、27日、滞在先のフランスで、NHKとのインタビューに答え、ことし10月、イタリア人男性にロシアの治安機関に近い人物から電子メールが届いたことを明らかにしました。

この人物については具体的に明らかにしませんでしたが、メールでは、イタリア人男性が旧ソビエトによる工作活動を調査するイタリア議会の委員会で顧問を務めていたことから、この男性と委員長の上院議員の2人を暗殺の対象として名指ししていたということです。

この元職員は「ロシアの治安機関はイタリア人男性ら2人がリトビネンコ氏らロシアの反体制グループとつながることをたいへん恐れていた」と述べています。

この元職員は、イタリアとフランスの警察からも事情を聴かれたということですが、プーチン政権と対立する石油財閥の関与を疑うロシア側と真っ向から見方が食い違っています。

NHK 12月28日 12時50分

2006年12月19日

いじめ自殺で懇談 共産党と教育長・校長ら 福岡・筑前

 福岡県筑前町で中二男子がいじめを苦にして自殺した事件から二カ月。春名なおあき参院比例予定候補と高瀬菜穂子、山口律子両福岡県議ら日本共産党調査団は十八日、改めて事件の原因と背景を調査するため、同町を訪れました。

 町教育委員会の調査委員会が十二日に提出した中間報告は、「いじめに類する行為」を認定したものの、自殺との因果関係の断定は避けました。

 中原敏隆同町教育長や生徒が通っていた学校長らと懇談。校長は、「いじめに類する行為」の有無は「まだ分析中」とし、「学校側として結論は出ていない」と述べ、校長の責任でまとめた調査報告を町教委に提出するとしました。

 事件の背景として同和教育など教育行政のゆがみが指摘されていることについて、調査団が「『(狭山裁判の)節目の取り組み』として五月、十月に全校集会を開くなど偏向した同和教育の徹底が図られている」とただし、中原教育長は「この地域は(同和地区もあり)教育行政は『解同』(部落解放同盟)寄りだった。教育の中立性を守っていくよう指導したい」と述べました。

 調査には、田村貴昭衆院比例予定候補、田中みゆき福岡参院選挙区予定候補、かわち直子筑前町議予定候補らも参加しました。

 春名予定候補らは懇談に先立ち、遺族宅を弔問。遺影に手を合わせ祖父母と懇談しました。遺影には友人らが送った「誕生日(十六日)おめでとう」とのメッセージが添えられていました。

 祖父は、「なぜ、十三歳という若さで、自殺しなければならなかったか。学校側の謝罪の言葉を聞きたい」「みなさんのお力を借りないと真相もわからず解決できない」と悔し涙を流し、切々と訴えました。

 春名予定候補は、「ご遺族の訴えをしっかり受け止め、真相解明のために努力をつくしたい」と話しました。

2006年12月19日(火)「しんぶん赤旗」

2006年12月15日

「筑前町立三輪中学校生徒自殺事案調査委員会」

中 間 報 告 書

平成18年12月12日
筑前町立三輪中学校生徒自殺事案調査委員会


目   次

1 調査委員会の基本的姿勢と本中間報告について .....................1
 (1)はじめに..................................................................1
 (2)本委員会の課題.........................................................1
 (3)本委員会における検討内容について..............................1
 (4)資料収集と分析のあり方について.................................2

2 これまでに確認された事実関係の概要.................................3

3 本件についての本委員会の解釈と判断.................................4
 (1)A教諭について.........................................................4
 (2)生徒たちについて......................................................5
 (3)学校について............................................................6

4 最終報告に向けて............................................................6

 

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2006年12月13日

「いじめ早期発見チェックリスト」を無視?

中学生自殺事件の背景に見えるもの

 福岡県筑前町三輪中学校での自殺事件が報道され、今もってイジメの事態の解明が行なわれているさなかですが、最近福岡に住むK氏が、情報公開・議会の傍聴などで判明したこととしていくつか私に知らせてきたことがあります。

 ひとつは、福岡県教育委員会(県教委)が「いじめ早期発見チェックリスト」なるもの作成し、1995年9月に「いじめ早期発見・指導の手引き」の別添資料として市町村教委を通じて配布、学校現場での活用を求めていたにもかかわらず、三輪中では使用していなかったことです。ちなみに、市町村教委が各学校への配布をしなかったという可能性は、ほぼ考えられません。もしそんなことがあれば“指導無視”に当たるからです。

 これは、先月30日の県議会文教委員会で明らかになりました。県教委の義務教育課では、1995年以降は同様のリストの配布をしていないようですが、全国的に社会問題化している“指導無視”を早期に発見するためのチェックリストが、なぜ現場で無視されていたのか、大きな疑問が残ります。

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2006年12月12日

教育長が議会で謝罪の言葉 福岡中2男子いじめ自殺問題

 福岡県筑前町で中2男子生徒がいじめを苦に自殺した問題について、中原敏隆町教育長が12日の定例町議会で謝罪の言葉を述べた。

 一般質問でいじめ問題への姿勢や対応を問われた中原教育長は「今回の痛ましい事件について心苦しく残念に思う。町民はもとより全国の皆さまにご心痛をかけ深くおわびを申し上げます」と答弁。

 「不登校への対応を優先し、いじめへの対応が不足していたことを反省している。今後、教育委員会に相談態勢を確立し、町の教育再生の道を考えたい」と述べた。

 これに関連して手柴豊次町長は「(12日夕に)いじめ調査委員会から中間報告が出された後、近く町の教育再生会議(仮称)を立ち上げたい」と話した。

 中原教育長の進退を問う質問はなかった。

 いじめが要因となった小中学生の自殺問題では、北海道滝川市で教育長が辞任。岐阜県瑞浪市では教育長が市長に退職願を提出し、年内にも受理される見込み。

サンスポ 2006年12月12日 更新

2006年12月11日

【福岡】いじめ考える集会で筑前町の母親が訴え

いじめ自殺を考える集会が10日東京都内で開かれ、いじめを苦に自殺した筑前町の中学2年生の男子生徒の母親が命の大切さを訴えました。

集会の中で母親は葬儀の時に参列した同級生に語った言葉を紹介しました。

母親は「息子は自殺する前、みんなになぜ「死にたい」と言ったのでしょう。自殺をみんなに止めてほしかったのでは。自分という人間を必要とされたかったのではないでしょうか」。

「みんながこれからの人生の中で、誰かから死にたいと相談されたり、聞いたりした時は「何かあったの?」と受け止められる人になってほしい」などと語ったことを涙ながらに訴えました。

また、集会で母親は「学校や大人はしっかりといじめの問題に向き合い解決に立ち向かって欲しい」とも語りました。

九州朝日放送 12/11 01:03 更新

2006年12月09日

自殺生徒の机に塚本さんの絵 「命の尊さ」訴え

tukamoto.jpg「絵を見て、生徒たちがやさしい気持ちになれたら」と話す塚本猪一郎さん

 西鉄高速バス乗っ取り事件で母親を亡くした佐賀郡久保田町の画家塚本猪一郎さん(50)の絵が、いじめを苦に自殺した福岡県筑前町立三輪中の生徒の机に飾られることになった。「二度と同じ悲劇を起こさないためのメモリアル」として教師たちが購入。塚本さんは「絵で教室がやさしい雰囲気になれたらいい」と話す。

 「いつまでも事件を忘れない」。その思いを形にするため、教諭らが自費で絵を購入した。自殺した生徒のクラスでも話し合いを持ち、花の代わりとして机に絵を飾ることを決めた。教諭らは「命の尊さを知る塚本さんの作品しかいない」と考え、11月中旬に自宅を訪問し、絵を選んだ。

sakuhin.jpg 三輪中学校が購入した塚本さんの「花の咲く寸前に」

 絵は事件前に制作したもので、題名は「花の咲く寸前に」。四つ切りサイズの版画で、「命が芽吹き始めるやさしい春をイメージした」という。塚本さんは「かつて私がそうだったように、生徒たちも壊れそうな痛みや動揺を感じていると思う。前向きに歩き出すきっかけになれば」と語る。

 教諭らは生徒の四十九日法要の前日に、遺族宅を訪門。母親はバスジャック事件のことをよく知っており、絵を見て、「命について考えるにはいい」と述べ、机に飾ることを了承したという。

佐賀新聞 12月09日更新

2006年12月02日

自殺した中2生徒の遺族に激励の千羽鶴

 写真:2ちゃんねる より

 いじめを苦に自殺した福岡県筑前町の中2男子生徒(13)の遺族宅に2日、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の呼び掛けで全国から集まった約5500の千羽鶴が届けられた。

 千羽鶴を持参したのは、同県筑紫野市の女性会社員(33)ら3人。「学校の責任をうやむやにしたまま問題を風化させたくない」と考える人が多いことを伝え遺族を励まそうと、広島県の女性が11月16日に掲示板に書き込んだのをきっかけに、数十人から届いたという。

 生徒の自殺から2カ月近くになるが、会社員によると、掲示板には今でも高い関心が集まっている。

 千羽鶴を受け取った母親(36)は「励まされた。すごくうれしい」と話し、すぐに祭壇に供えた。

日刊スポーツ [2006年12月2日19時49分]

2006年11月28日

【福岡】筑前町の中2生徒いじめ自殺から四十九日

四十九日の法要が開かれた28日、遺族が、現在の心境を語りました。

母親は、息子の自殺から四十九日が経った現在の心境について触れ、「悲しい気持ちに変わりはない。情報が何もないので、調査委員会には、しっかり調査してほしい」「真相の解明に向けて努力したい。また2度と同じような遺族を出さないためにいじめ根絶を訴えたい」と語りました。

四十九日の法要が行われた28日、自宅には、男子生徒の同級生や校長らが次々と弔問に訪れ、仏前に手を合わせていました。

自殺の原因について学校側は依然、「いじめが、自殺の直接の原因かどうかわからない」としていて、遺族側との話し合いは、平行線をたどっています。

九州朝日放送 11/28 19:06 更新

福岡中2男子いじめ自殺で四十九日法要 「悲しみ癒えない」

 いじめを苦にする内容の遺書を残し自殺した福岡県筑前町立三輪中学校の2年男子生徒(13)の四十九日法要が28日、同町の自宅で営まれ、親族ら約30人が参列した。父親(40)は「気持ちは落ち着いてきたが悲しみは癒えない。四十九日が来た気がしない」と話した。

 父親は今でも毎日、遺影に日々の出来事などを話し掛けているといい、納骨はしばらく見送る。

 10月11日の生徒の自殺から約1カ月半になるが、中学はいじめと自殺の直接的な因果関係を認めておらず、いじめが自殺の原因と考える遺族と見解が対立したまま。自宅には午前9時すぎから喪服姿の親族らが集まったが、平日のためか学校関係者や同級生らの姿はなかった

 筑前町教委は調査委員会を設置し、自殺の原因を調査している。

サンスポ 2006年11月28日 更新

2006年11月11日

福岡 いじめ自殺1か月で弔問

福岡県筑前町で、中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺してから11日で1か月がたち、生徒の自宅には、多くの同級生や教師が弔問に訪れました。

先月11日に自殺した福岡県筑前町の三輪中学校の2年生の男子生徒の自宅には、11日午前、合谷智校長らおよそ30人の教師が訪れました。

教師たちは生徒の遺影の前で1人ずつ手を合わせ、めい福を祈りました。自宅には、花を持った同級生や保護者も次々と訪れ、亡くなった生徒をしのんでいました。

学校側は、いじめの実態など明らかにするために行っている調査の中間報告を近く、遺族側に伝えるとしていますが、この日も明確な回答はなかったということです。

男子生徒の父親は「息子の死から1か月がたったといっても、あまり実感がわかず、悲しみは増すばかりです。一日も早く、真実を知りたいという思いでいっぱいです」と話していました。

NHK 11月11日 12時0分

2006年11月09日

福岡・教諭が飲酒運転で懲戒免職

 生徒がいじめを苦にした遺書を残して自殺した筑前町の三輪中学校で別の不祥事が明らかになりました。

三輪中学校の教諭が飲酒運転や交通違反を繰り返していたとして懲戒免職されました。

懲戒免職されたのは筑前町立三輪中学校で特殊教室を担当していた田中和人教諭(54)です。

田中教諭は今年1月から6月にかけて3件の一時不停止などで検挙され、30日の運転免許停止処分になりました。

さらにこの免停が通知される前の7月、学校の帰りにコンビニで酒を買い車内で飲んですぐに運転して検問で検挙されました。

田中教諭は、その後、90日間の免停中も車で通勤し、9月にシートベルト装着義務違反で検挙されました。

校長には全く報告せず警察が校長に連絡して発覚しました。

田中教諭は91年にも飲酒運転の追突事故で5ヶ月の停職処分を受けていました。

今回の飲酒運転について「いけないとわかっていたがどうしても飲みたかった」と話してるということです。

FBS 福岡放送 2006年11月9日(木) 19:00

2006年10月28日

いじめ隠し究明めざす

福岡中2自殺 石井副委員長、遺族と懇談

 福岡県筑前町立三輪中二年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺した問題で、日本共産党の石井郁子副委員長(党文部科学部会長)・衆院議員は二十七日、亡くなった生徒の家庭を弔問し、遺族の両親と懇談しました。高瀬菜穂子福岡県議が同席しました。

 石井議員は、祭壇に飾られた生徒の遺影に手を合わせて黙とう。党のいじめ問題についての提言などを手渡し、「このような事件を二度と起こしてはならない、との思いで駆けつけました」と話しました。

 両親は「人権を守らなければいけない先生が子どもの差別化をしている。なぜこのようなことが起こるのか」と時折、言葉を詰まらせながら切々と訴えました。

 「行政への要望は」との問いに、母親は「いじめの実態をきちんと把握してほしい。現場で、教師はいじめの発覚を避ける傾向がある」と声を震わせます。

 父親は、町教育委員会の調査委員会がいまだ立ちあがらず、メンバーも知らされないことに、「いじめの隠ぺいをはかっているとしか思えない」と悔しさをにじませました。

 石井議員は「いじめを隠していること、隠そうとしていることは大変問題です。国会でも事件の真相解明をすすめるよう党も力をつくします」と手を固く握りながら話しました。

2006年10月28日(土)「しんぶん赤旗」

2006年10月27日

自殺2週間前からいじめ激化

福岡県筑前町で中学2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、男子生徒に対するいじめは、自殺する2週間ほど前の先月下旬からエスカレートし、連日のように同級生から「邪魔だ」「死ね」などと激しくののしられていたことが友人の証言で明らかになりました。

福岡県筑前町で、自殺した中学2年生の男子生徒に対する同級生のいじめは、1年生のときの担任だった教師の言動から引き起こされたことを学校側は認めています。

こうしたいじめは、自殺する2週間ほど前の先月下旬からエスカレートしていったことが友人の証言などで明らかになりました。

それによりますと、教室で連日のように8人前後の同級生が男子生徒の机を取り囲み、机をたたきながら「邪魔だ」「消えろ」「死ね」などと激しくののしっていたということです。

自殺の前日にもさらに激しい口調でののしられていたため、心配した友人が声をかけたところ、男子生徒は「大丈夫。自分で何とかするから、絶対親には言わないで」と話したということです。

自殺当日の今月11日、男子生徒は「死にたい」と何度も周囲に漏らしていましたが、この友人に対しても、「周りの目が『死ね』と言っているようだ」などと話したため、「死んだらだめだ」と言って引き止めたということです。

町が近く設ける調査委員会は、男子生徒が自殺するまでのいじめの実態などについて調べることにしています。

NHK 10月27日 19時7分

2006年10月23日

見えない、いじめの真相 3回目のアンケート実施へ

▽福岡県の中2男子自殺

 「いじめられて、もういきていけない」。暗い倉庫の中で中学二年の男子生徒が自ら命を絶って十日以上が経過した。十三歳の少年はなぜ死を選んだのか。生徒が通っていた福岡県筑前町の町立三輪中学校では今週、全校生徒を対象にいじめについて尋ねる三回目のアンケートを実施する。見えてこないいじめの真相。精神的ショックで体調を崩す同級生も多い。

 ▽アタッカー

 「本当にほがらかで純真」「ずばぬけて明るい」「笑顔を絶やさず、あいさつを欠かさない子」。自宅周辺で聞く男子生徒の姿は、勉強もスポーツもできる活発な子という印象だ。

 小学生のときからスポーツ少年団でバレーボールを続け、中学でもバレー部。アタッカーとして活躍していた。

 スポーツ少年団の監督は「友だちも多かった。言われたら言い返す気の強さもあったし、けんかも強い方。いじめられていたなんて想像もできない」と語る。

 これまで、自殺当日にズボンを脱がされそうになった、一年時の担任教諭(47)が「偽善者」と言ったなどいじめの一端が判明している。

 しかし、同校の女子生徒は「彼がいじめられていたとは聞いていない。疑問だらけ」と話す。多くの生徒が知っている、いわゆる“いじめられっ子”ではない。

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2006年10月22日

福岡中2自殺 いじめ集団1年前からしつこく 死後「せいせいした」

 福岡県筑前町の中学二年男子生徒(13)による自殺事件で、同級生の一部のグループが、一年前からたびたび、「死ね」「うそつき」などと生徒をののしっていたほか、自殺後も学校で「せいせいした」などと口にしていたことが二十一日、複数の関係者の証言で分かった。生徒を自殺に追い込んだいじめ行為の根深さを物語る証言で、福岡県警もこの情報を把握しており、近く同級生らから事情を聴くことにしている。

 証言によると、いじめは主に特定のグループによって繰り返されていた。その中の一人は一年前から被害生徒を「死ね」「うそつき」などと罵倒(ばとう)。「近寄らんめえよ(近寄らないがいいよ)」と、周囲に無視を呼び掛けることもあったという。生徒が自殺した十一日には、別のメンバーが教室で生徒の机をたたき、「消えろ」と大声でののしった。

 また、自殺後も「せいせいした」「別にあいつがおらんでも、何も変わらんもんね」「おれ、のろわれるかもしれん」などと校内で友人に話したほか、十三日の通夜の席では、笑いながらひつぎの中を何度ものぞき込む姿も目撃されている。

 メンバーたちは二十一日までに、入れ替わり生徒宅を訪れ遺族に謝罪。その際、これらの行為の一部を認め「(自分も同じ立場だったら)死にたくなる」などと答えた。さらに被害生徒が一年生の時、いじめを誘発する発言をしたとされる男性担任教諭(47)の言動を見て「先生と一緒になってからかったりしてました」と、教諭の影響があったことも口にしたという。

北海道新聞 2006/10/22 06:59

2006年10月13日

「いじめ」書き残し自殺/福岡・筑前町の中2男子

 複数あったとされる遺書のひとつ

 福岡県筑前町立三輪中学校2年の男子生徒(13)が、いじめられていたと書き残し、自宅の倉庫で首つり自殺していたことが13日、分かった。

 町教育委員会や学校によると、11日夜、倉庫で首をつった生徒を祖父が発見。ズボンのポケットなどに複数のメモがあり、いじめを受けていたとの内容だった。生徒は同日昼にも、学校で友人に「死ぬ」と話していたという。

 合谷智校長は「学校としては把握していなかったが、ほかの生徒に事情を聴くと『いじめがあった』と証言した。かけがえのない命が失われたのは残念で、真相解明に努める」と話した。

 中学校は12日に全校集会を開いて生徒に事情を説明し、来週にも保護者会を開催する予定。

四国新聞 2006/10/13 19:50

遺書の画像

【学校が配布した家庭への連絡プリントの裏】

「お母さんお父さんこんなだめな息子でごめん 今までありがとう。いじめられて、もういきていけない。」


【理科のノート】

「遺言 さようなら 僕が死んだら僕の貯金は学級にあげます。」


【スケッチブック】

「遺言。 お金はすべて学校に寄付します。うざい奴等はとりつきます。さようなら。
いじめが原因です。いたって本気です。さようなら」


【画用紙】

「See you agein? 人生のフィナーレがきました さようなら さようなら さよ〜なら〜 」
「生まれかわったらディープインパクトの子供で最強になりたいと思います。」


【複数の遺書】

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