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スポーツ紙 アーカイブ

2007年01月04日

英で新たに2人が被ばく

 英保健当局は3日、元ロシア情報機関員リトビネンコ氏の毒殺事件に関連し、新たに2人が放射性物質ポロニウム210で被ばくしていたと発表した。いずれも低量で、健康への影響はほとんどないという。

 2人は、リトビネンコ氏が昨年11月1日に立ち寄ったロンドンのミレニアムホテルのバーを訪れていた客と、同市中心部のベストウエスタン・プレミア・シャフツベリー・ホテルの従業員。同ホテルはこれまでに英警察が捜索しているが、リトビネンコ氏や参考人らの足取りとの関係については明らかにされていない。

日刊スポーツ [2007年1月4日14時25分]

2006年12月20日

毒殺疑惑、ロシアでの捜査終了表

 ロシア連邦保安局(FSB)元中佐リトビネンコ氏の毒殺疑惑を調べている同国最高検察庁は19日、ロンドン警視庁の依頼に基づく捜査は終了したとの声明を出した。最高検の協力を受けて行われていた英国側によるロシアでの捜査も終わったとみられる。

 声明によると、最高検の担当幹部と同警視庁捜査チームとの会合が同日開かれ、英国側はロシア側の協力に感謝の意を表明したという。同捜査チームは近く帰国の途に就く見通し。

 ロンドン警視庁の捜査員は4日にモスクワ入り。リトビネンコ氏が体調を崩した11月1日に同氏とロンドンのホテルで面会した旧ソ連国家保安委員会(KGB)元職員ルゴボイ氏や、同氏の友人の企業コンサルタント、コフトゥン氏らから事情聴取した。

日刊スポーツ [2006年12月20日2時34分]

2006年12月11日

ロシア、英での亡命者の事情聴取要求

 11日付の英紙フィナンシャル・タイムズによると、ロシア情報機関の元幹部リトビネンコ氏の毒殺疑惑に関し、英警察当局者は同紙に、ロシア当局がプーチン政権に批判的な亡命ロシア人のロンドンでの事情聴取を正式に英側に要請していることを明らかにした。

 同疑惑では、リトビネンコ氏が体調を崩した当日、ロンドンで会った旧ソ連国家保安委員会(KGB)元職員ルゴボイ氏やロシア人企業コンサルタント、コフトゥン氏から、リトビネンコ氏と同じ致死性の放射性物質ポロニウム210が検出されているという。

 ロシア最高検察庁は、コフトゥン氏に健康悪化が認められるとし、殺人未遂事件として捜査しており、リトビネンコ氏と近い政商ベレゾフスキー氏とロシア・チェチェン共和国の独立派幹部ザカエフ氏の聴取を求めているとされる。

日刊スポーツ [2006年12月11日13時18分]

2006年12月09日

リトビネンコ氏紅茶からポロニウム摂取か

 9日付の英紙デーリー・ミラーなどは、英警察が、死亡したロシアの元情報機関幹部リトビネンコ氏が11月1日にロンドンのミレニアムホテルで紅茶を飲んだ際、致死性の放射性物質ポロニウムを摂取したとの見方を強めていると報じた。

 同紙によると、ホテルのバーにあるカップから「高い」放射線が検出され、バーの皿洗い機や当時勤務していた従業員七人からも放射性物質の痕跡が認められたと、英捜査当局高官が明らかにした。

 リトビネンコ氏は当時、同ホテルで旧ソ連国家保安委員会(KGB)元少佐のルゴボイ氏、ロシア人の企業コンサルタント、コフトゥン氏らと会っていたことが分かっている。(共同)

(2006年12月9日14時49分 スポーツ報知)

2006年12月03日

毒殺疑惑にKGB元職員が関与か 容疑者絞り込みと英紙

 3日付の英紙サンデー・タイムズは、英警察当局者らが、ロシア情報機関、連邦保安局(FSB)元幹部、リトビネンコ氏の毒殺疑惑について、容疑者を絞り込みつつあると英政権幹部らに伝えたと報じた。同紙は名指しを避けつつも、旧ソ連国家保安委員会(KGB、FSBの前身)の元職員、ルゴボイ氏が関与した可能性を示唆している。

 放射性物質ポロニウム210による毒殺疑惑を英警察は表向き変死事件としているが、報道が事実なら、既に「殺人」との見方を強めて捜査している可能性がある。

 同紙によると容疑者は、リトビネンコ氏が体調を崩した11月1日より前にロンドンを訪れた「ビジネスマン」という。

 ルゴボイ氏はロンドンを10月31日に訪れ、リトビネンコ氏と「ビジネスについて話し合うため」に11月1日に会った。これに先立つ10月25日にロンドンを訪れた際の立ち寄り先からもポロニウムが検出されているという。

 ルゴボイ氏は同紙に、ロンドンでポロニウムが検出された複数の場所を訪れた「謎の企業家」は自分だと認めた上で、「(何者かに)はめられた」と潔白を主張。自身からポロニウムが検出されたことも明らかにした。

 ルゴボイ氏は、アイルランドで毒を盛られたとの疑惑が出ているロシアのガイダル元第1副首相のボディーガードを務めたこともあり、2つの疑惑をつなぐ「接点」として注目されている。(共同)

サンスポ 2006年12月03日 更新

2006年11月29日

“毒殺対象者”に反プーチン政商

 ロシア連邦保安局(FSB)元中佐リトビネンコ氏毒殺疑惑で、同氏が受け取ったとされる暗殺対象者リストに、ロシアの政商ベレゾフスキー氏の名前が掲載されていたと28日付英紙デーリー・テレグラフが報じた。

 ベレゾフスキー氏はプーチン大統領と対立し英国に亡命。共同電によると、リトビネンコ氏の死亡にショックを受け「次(に狙われるの)は私の番かもしれない」と恐れているという。ベレゾフスキー氏のロンドン事務所からは27日、リトビネンコ氏の直接の死因とみられている放射性物質ポロニウム210が微量、検出された。

 リトビネンコ氏は今月1日にイタリア人研究者と会食し、自身を含む暗殺対象者のリストを受け取った後、体調を崩したとされている。このリストにベレゾフスキー氏が含まれていたため、会食後に事務所を訪れた可能性が指摘されている。

スポーツニッポン [ 2006年11月29日付 紙面記事 ]

リトビネンコ氏毒殺疑惑の解明に意欲

 デンマークの首都コペンハーゲンからの報道によると、同国を訪問したブレア英首相は28日、ロシア情報機関、連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏が亡命先のロンドンで毒殺された疑惑に関し「英警察の捜査には外交的、政治的な障害はない」と述べ、全容解明に意欲を示した。

 一方、インタファクス通信によると、ロシア最高検察庁は同日、ロンドン警視庁の捜査に協力する用意があることを明らかにした。

 同疑惑では、ロシアのプーチン政権を批判していたリトビネンコ氏の尿から、核関連施設でしか手に入らないとの指摘もある致死性の放射性物質ポロニウム210が検出されたこともあり、プーチン政権に不信の目が向けられている。

 ブレア首相は英警察が必要と考えれば、どこにでも捜査員を派遣することになると述べた。

 またロイター通信は、リトビネンコ氏が体調を崩した1日に接触したイタリア人研究者が、ロンドンを訪れ、放射線検査を受けたと報じた。研究者は参考人としてロンドン警視庁の聴取を受ける予定という。

日刊スポーツ [2006年11月29日2時49分]

ブレア英首相、毒殺疑惑の解明に意欲

 デンマークの首都コペンハーゲンからの報道によると、同国を訪問したブレア英首相は28日、ロシア情報機関、連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏が亡命先のロンドンで毒殺された疑惑に関し「英警察の捜査には外交的、政治的な障害はない」と述べ、全容解明に意欲を示した。

 一方、インタファクス通信によると、ロシア最高検察庁は同日、ロンドン警視庁の捜査に協力する用意があることを明らかにした。

 同疑惑では、ロシアのプーチン政権を批判していたリトビネンコ氏の尿から、核関連施設でしか手に入らないとの指摘もある致死性の放射性物質ポロニウム210が検出されたこともあり、プーチン政権に不信の目が向けられている。

 ブレア首相は英警察が必要と考えれば、どこにでも捜査員を派遣することになると述べた。

 またロイター通信は、リトビネンコ氏が体調を崩した1日に接触したイタリア人研究者が、ロンドンを訪れ、放射線検査を受けたと報じた。研究者は参考人としてロンドン警視庁の聴取を受ける予定という。(共同)

(2006年11月29日00時19分 スポーツ報知)

2006年11月28日

元ロシア幹部暗殺?KGB団体から脅迫

 【ロサンゼルス26日=千歳香奈子通信員、ロンドン27日=鈴木雅子通信員】変死した元ロシア連邦保安局(FSB)中佐アレクサンドル・リトビネンコ氏(43)に関する生前の情報が次々と明らかになった。米誌ニューズウィーク最新号(27日発売)は、同氏が、旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身者の秘密組織とされる団体から脅迫文を受け取っていたと報じた。英紙タイムズによると、数週間前に同氏と面会したイスラエル在住のロシア人富豪が、託されていた極秘情報を近く英警察に提出するという。

 米誌ニューズウィーク最新号はリトビネンコ氏が、FSBの前身であるKGB出身者の秘密交友組織とされる団体「尊厳と名誉」から脅迫文とみられる文書を受け取っていたと報じた。文書の内容は明らかになっていないが、体調を崩した今月1日、イタリア人やロシア人と面会する直前に届いたという。同氏の関係者と親しい、サッチャー元英首相の顧問ティム・ベル卿の話として伝えられた。

 英紙デーリー・メールによると「尊厳と名誉」にはリトビネンコ氏殺害の容疑者として浮上している、ロシア特殊部隊出身の46歳のロシア人「イーゴリ」が所属している。「イーゴリ」は現在イタリアに潜んでいるとみられ、英警察が捜査中。「尊厳と名誉」の殺害予定者リストには、リトビネンコ氏や、10月に殺害された著名女性ジャーナリスト、ポリトコフスカヤさんらの名前が含まれていたとみられている。

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毒殺疑惑で旧KGB系ロシア人を捜査か

 亡命先のロンドンで死亡したロシア連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏の毒殺疑惑で、FSBの前身、ソ連国家保安委員会(KGB)の出身者らの秘密交友組織とされる団体「尊厳と名誉」とつながりがあり、「イーゴリ」の名で知られるロシア人(46)が事件に関与している疑いがあるとみて英警察が行方を追っていることが分かった。英紙デーリー・メールが27日報じた。

 「イーゴリ」は、暗殺のプロとの指摘がある。旧ソ連軍特殊部隊「スペツナズ」に所属していたことがあり、現在はイタリアに潜んでいるとみられている。

 英スカイニューズ・テレビは27日、ロンドン警視庁の話として、ロンドン中心部の2カ所から、新たにポロニウム210とみられる微量の放射性物質を検出したと報じた。

 死亡したリトビネンコ氏は体調を崩した1日、ロシアのプーチン政権を批判する同氏や殺害された著名ジャーナリスト、ポリトコフスカヤさんらの名前を含む「尊厳と名誉」が暗殺をもくろむ人物のリストを情報源だったイタリア人研究者から受け取った可能性があるという。

 リトビネンコ氏はFSB中佐だった1998年、ロシアの政商暗殺を命じられたと記者会見で暴露。米国在住の元KGB高官はロシア紙に、情報機関関係者は裏切り者を憎むと指摘していた。

 一方、リトビネンコ氏の死因を法的に確定する検視法廷の審問がロンドン市内で30日から行われることが27日決まった。英PA通信などが報じた。

 同氏の遺体はまだ解剖されていない。PA通信によると、検視官が警察や遺族らと解剖の是非も含め協議中で、早ければ28日にも実施の可能性があるという。

日刊スポーツ [2006年11月28日2時33分]

旧KGB系ロシア人捜査か...元情報員毒殺疑惑

 亡命先のロンドンで死亡したロシア連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏の毒殺疑惑で、FSBの前身、ソ連国家保安委員会(KGB)の出身者らの秘密交友組織とされる団体「尊厳と名誉」とつながりがあり、「イーゴリ」の名で知られるロシア人(46)が事件に関与している疑いがあるとみて英警察が行方を追っていることが分かった。英紙デーリー・メールが27日報じた。

 「イーゴリ」は、暗殺のプロとの指摘がある。旧ソ連軍特殊部隊「スペツナズ」に所属していたことがあり、現在はイタリアに潜んでいるとみられている。

 英スカイニューズ・テレビは27日、ロンドン警視庁の話として、ロンドン中心部の2か所から、新たにポロニウム210とみられる微量の放射性物質を検出したと報じた。

 死亡したリトビネンコ氏は体調を崩した1日、ロシアのプーチン政権を批判する同氏や殺害された著名ジャーナリスト、ポリトコフスカヤさんらの名前を含む「尊厳と名誉」が暗殺をもくろむ人物のリストを情報源だったイタリア人研究者から受け取った可能性があるという。

 リトビネンコ氏はFSB中佐だった1998年、ロシアの政商暗殺を命じられたと記者会見で暴露。米国在住の元KGB高官はロシア紙に、情報機関関係者は裏切り者を憎むと指摘していた。

 一方、リトビネンコ氏の死因を法的に確定する検視法廷の審問がロンドン市内で30日から行われることが27日決まった。英PA通信などが報じた。

 同氏の遺体はまだ解剖されていない。PA通信によると、検視官が警察や遺族らと解剖の是非も含め協議中で、早ければ28日にも実施の可能性があるという。

(2006年11月28日01時53分 スポーツ報知)

2006年11月27日

英警察、モスクワで聴取も

 27日付の英紙インディペンデントは、亡命先のロンドンで死亡したロシア情報機関、連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏から致死性の放射性物質が検出された事件で、同氏が体調を崩した1日に接触した関係者から聴取するため、英捜査員が今週中にモスクワとローマに派遣される見込みだと報じた。

 同紙によると、リトビネンコ氏は1日、ロンドンの日本食レストランでイタリア人研究者と食事した後、同市内のホテルで旧ソ連の国家保安委員会(KGB)に勤務経験のあるロシア人らと会った。英メディアによると、いずれも事件への関与を否定している。

 同氏が立ち寄った日本食レストランとホテルからも放射線が検出されている。(共同)

(2006年11月27日12時19分 スポーツ報知)

リトビネンコ氏、KGBに警告されていた

 27日発売の米誌ニューズウィーク最新号は、毒殺された疑いが出ているロシア情報機関、連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏が生前、FSBの前身である旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身者の秘密交友組織とされる団体「尊厳と名誉」から警告文を受け取っていたと報じた。

 同誌は、この団体とリトビネンコ氏の死の関連については言及していないが、ロシアのプーチン政権を厳しく批判してきたリトビネンコ氏がロシアの情報機関関係者から「好ましからざる人物」とみられていたことを物語っている。

 リトビネンコ氏は亡命先のロンドンで今月1日、KGBにかつて勤務していたロシア人や情報源のイタリア人研究者と個別に面会した後に体調を崩した。サッチャー元英首相の補佐官を務め、リトビネンコ氏の人脈に近いティム・ベル卿によると、警告文は面会の「直前に」送られた。警告文の詳しい内容は伝えていない。

 同誌は、プーチン政権が最近、英国との関係改善に力を入れており「リトビネンコ氏はそうした努力を危険にさらすほどの脅威ではなかった」との見方を紹介する一方、ロシア当局が同氏の死に関与していないとすれば「誰がやったのか」と疑問を投げ掛けている。

日刊スポーツ [2006年11月27日9時54分]

元ロシア幹部変死実行犯は特殊部隊出身か

 【ロンドン26日=鈴木雅子通信員】元ロシア連邦保安局(FSB)中佐アレクサンドル・リトビネンコ氏(43)がロンドンで変死した事件で、英紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドは、ロシア特殊部隊出身の男がリトビネンコ氏を殺害したと報じた。同紙は治安当局者が明かしたとし、実行犯は46歳のロシア人「イーゴリ」であるとしている。ただ、今のところ、有力な証拠はなく、英メディアはさまざまな憶測を伝えている。

 ニューズ・オブ・ザ・ワールドは治安当局者の話として「暗殺者は(ロシアの特殊部隊)スペツナズ出身者」と報じた。本名も判明しているが、伏せるとし、ミドルネームは「イーゴリ」、年齢は46歳と明かした。「イーゴリ」は11月1日、ロンドン市内のすしバーで、リトビネンコ氏に放射性物質ポロニウム210を摂取させたという。

 スペツナズは、04年のチェチェン独立派によるロシア・北オセチア共和国の学校人質事件でも投入された精鋭の特殊部隊。「イーゴリ」は柔道の大家で身長6フィート(約182センチ)。殺人に関する専門技術を持っている。右足を引きずるように歩く特徴があり、黒髪を灰色に染めている。ロシア語以外に英語とポルトガル語を使いこなすという。

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ロシア元幹部毒殺疑惑の“黒幕”は?

 英国に亡命していたロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)の元中佐リトビネンコ氏の毒殺疑惑は、ロシアのプーチン政権「黒幕説」が有力視されているが、今のところ直接的な証拠はない。致死性の放射性物質ポロニウム210を使ったのは誰なのか?。英メディアは26日までに、「国家テロ」から自殺説まで、さまざまな憶測記事を続けざまに掲載した。

 ▼プーチン政権説

 リトビネンコ氏がプーチン大統領批判を繰り返していたことから、同大統領の指示を受けたロシア情報機関の犯行との見方は根強い。26日付のサンデー・タイムズ紙によると、リトビネンコ氏は病院での最後のインタビューで「ビクトル・キロフ」という名のロシア情報機関員を容疑者として挙げていた。

 リトビネンコ氏の尿から検出されたポロニウムが「核関連施設からしか手に入らない物質」(英化学専門家)であることなどから、「国家支援のテロによる犠牲者」(25日付タイムズ)との報道も。

 治安問題専門家のトレニア・ハーベイ氏は、ロシア黒幕説について「安易すぎる」と指摘。「(ロンドンで暗殺すれば国際的に)大騒ぎになる。プーチン大統領にとってプラスになることは何もない」と強調する。

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2006年11月26日

元ロシア幹部謎の死、暗殺説強まる

 【ロンドン25日=鈴木雅子通信員】亡命先のロンドンで不審死したロシアの情報機関、連邦保安局(FSB)の元幹部アレクサンドル・リトビネンコ氏(43)が、今月1日に会食したすしバーで、放射性物質ポロニウム210を吹き掛けられた可能性が浮上した。同氏の尿から検出されたポロニウムは、同氏が立ち寄ったすしバー、ホテル、自宅の3カ所で検出されている。通常では入手不可能な物質だけに工作員による暗殺との見方が強まっている。

 英紙サンによると、捜査当局関係者は「暗殺者は、霧状の放射性物質ポロニウム210をリトビネンコ氏が取った食べ物に噴霧したとみている」と証言。ポロニウムを噴霧した場所は、ロンドン中心部のすしバー「itsu(いつ)」だとしている。

 リトビネンコ氏は1日、ピカデリー広場で、旧ソ連の情報機関の活動を調べているイタリア人のマリオ・スカラメラ氏と待ち合わせた。近くにあるすしバーに場所を移し、すしやスープなどを注文。ランチを食べながらロシアの著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺害に関する情報を得た、とされている。

 リトビネンコ氏はスカラメラ氏と別れた後の午後4時ごろ、ロンドン中心部のホテルのバーで、旧ソ連の国家保安委員会(KGB)にかつて勤務していた、顔見知りのロシア人アンドレイ・ルゴボィ氏ら2人と面会した。面会はリトビネンコ氏が希望し、時間は25分程度。話題はビジネスの話だったという。ロシア人2人は飲み物を注文したが、リトビネンコ氏は「何も注文せず、口にしなかった」(ルゴボィ氏)という。

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2006年11月25日

元幹部毒殺疑惑で英、露に情報提供要求

 英政府は24日、亡命先のロンドンで死亡した情報機関のロシア連邦保安局(FSB)元幹部リトビネンコ氏から放射性物質が検出された毒殺疑惑で、ロシア側に対し、捜査に関連するあらゆる情報を提供するよう要請した。

 また「コブラ」と呼ばれる国家有事に対応する担当閣僚らによる緊急治安会議を開催、英ロ間の外交問題に発展した同疑惑の解明に全力を挙げる方針だ。英メディアで指摘されているロシア当局による関与の有無の検証も視野に入れているとみられる。

 捜査の実務を担当しているロンドン警視庁は、元スパイであるリトビネンコ氏が日本食レストランでイタリア人の情報源と接触し、その数時間後に体調を崩したとみられる今月1日を中心に、同氏の行動を調査。接触した可能性のある人物の洗い出しなどを急いでいる。

日刊スポーツ [2006年11月25日8時45分]

元ロシア幹部死亡、尿から放射性物質

 亡命先のロンドンで毒を盛られたとされ、入院中だった情報機関のロシア連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏が23日、死亡した。AP通信によると、英保健当局は24日、リトビネンコ氏の尿から殺傷力の極めて高い放射性物質のポロニウムが検出されたと明らかにした。また英BBC放送は英警察当局が、元幹部が食事したとされる日本食レストランでも放射性物質を検出したと報じた。

 リード英内相は同日、「放射性物質が(死亡に)関連しているとみられる」との声明を発表。詳しい死因の究明のため、警察当局が各地から放射性物質の専門家を招集し、本格捜査に着手したことも明らかにした。英政府高官が事件の詳細についてコメントしたのは初めて。

 ロシア情報機関の関与の疑いも指摘されているが、ロシアのプーチン大統領は24日、ヘルシンキで開いた記者会見で「死因に関する推測には根拠がなく、政治的な扇動に乗るべきではない」と述べ、ロシア当局による暗殺との見方を否定。しかし、ロシア当局が捜査に協力する用意はあると表明した。

 英メディアによると、リトビネンコ氏はプーチン大統領がFSB長官だったころの部下で、プーチン大統領を批判し、英国へ政治亡命した。同氏は1日、ロンドンのホテルでロシアの元情報機関員らと会った後、日本食レストランでイタリア人の情報源と接触。プーチン政権批判を展開していたロシアの著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが先月殺害された事件の情報を入手した後、体調を崩した。

 リトビネンコ氏の友人は24日、「私を黙らせることに成功したかもしれないが、あなたは残りの人生を世界中からの抗議の声を聞きながら過ごすことになる」などと、同氏がロシアのプーチン大統領に向けて書き残したとする声明を発表した。

日刊スポーツ [2006年11月25日8時9分 紙面から]

元露スパイ死亡で深まる謎...外務省元主任分析官・佐藤氏に聞く

 亡命先のロンドンで毒を盛られたとされ、入院中だった情報機関のロシア連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏が23日、死亡した。病院当局者が明らかにした。ロシアの情報機関の関与も疑われ、英警察が捜査に着手。だが、ロシア側は関与を否定しており、謎は深まるばかりだ。果たしてロシア政府は関与しているのか? 背景は? ロシアと太いパイプを持つ外務省元主任分析官・佐藤優氏(46)=休職中=に、今回の事件について聞いた。

 英メディアによると、40代のリトビネンコ氏は今月1日、ロンドンの日本食レストランでイタリア人の情報源と接触。プーチン政権批判を展開していたロシアの著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが先月、モスクワで殺害された事件の情報を入手した後、体調を崩していた。

 英国では、この「毒殺事件」が波紋を広げている。リトビネンコ氏はプーチン政権への厳しい批判で知られ、英メディアはロシア情報機関の関与を主張する関係者の発言を大々的に報道。ロシア側は「まったくナンセンス」(大統領府)と強い不快感を表明している。

 佐藤氏は“ロシア情報機関の関与”説について否定した。

 「まず、今回の事件で誰が得をするかを考えないといけない。ロシア政府は何も得をしません。関与していないでしょう。イギリスの“情報戦”の可能性があります。今回の事件はストーリーができすぎている。中東情勢が緊張してきていて、(欧米への)ロシアの影響力が強まることへのけん制の意味があるのではないでしょうか」

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死亡の情報機関幹部の体内から放射性物質

 AP通信によると、英保健当局は24日、亡命中のロンドンで死亡したロシア連邦保安局(FSB)元幹部リトビネンコ氏の尿から放射性物質のポロニウムが検出されたと明らかにした。リード英内相は同日、「放射性物質が(死亡に)関連しているとみられる」との声明を発表。詳しい死因の究明のため、警察当局が各地から放射性物質の専門家を招集し、本格捜査に着手したことも明らかにした。英政府高官が事件の詳細についてコメントしたのは初めて。

 ロシアのプーチン大統領は24日、ヘルシンキで開いた記者会見で「死因に関する推測には根拠がなく、政治的な扇動に乗るべきではない」とロシア当局による暗殺との見方を否定。しかし、ロシア当局が捜査に協力する用意はあると表明した。

 また、リトビネンコ氏の友人は同日、同氏がロシアのプーチン大統領に向けて書き残したとする声明を発表した。

 声明は「私を黙らせることには成功したかもしれないが、あなたは残りの人生を世界中からの抗議の声を聞きながら過ごすことになり、高い代償を払わなければならなくなった」と、同大統領を強く非難している。

日刊スポーツ [2006年11月25日1時48分]

元ロシア情報機関幹部が死亡

 亡命先のロンドンで毒を盛られたとされ、入院中だった情報機関のロシア連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏が23日、死亡した。詳細な死因は不明。英内務省は24日、リトビネンコ氏は放射性物質を飲まされた疑いが強いとして、死因解明のため専門医チームを招集、本格捜査に着手した。

 ロシア情報機関の関与の疑いも指摘されている。ロシア側は関与を否定しているが、捜査の進展次第で両国の外交関係が悪化する可能性もある。

 英メディアによると、リトビネンコ氏は1日、ロンドンのホテルでロシアの元情報機関員らと会った後、日本食レストランでイタリア人の情報源と接触。プーチン政権批判を展開していたロシアの著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが先月殺害された事件の情報を入手した後、体調を崩した。どこで毒を盛られたかなどは判明していない。

 リトビネンコ氏の友人は24日「私を黙らせることに成功したかもしれないが、あなたは残りの人生を世界中からの抗議の声を聞きながら過ごすことになる」などと同氏がロシアのプーチン大統領に向けて書き残したとする声明を発表した。

 一方、ロシア通信によると、同国大統領府のペスコフ副報道官は24日、「人の死はいつも悲劇だが、これは英国の問題だ」と述べ、事件へのロシアの関与をあらためて否定した。

日刊スポーツ [2006年11月25日0時12分]

2006年11月24日

毒殺疑惑のロシアFSB元幹部が死亡

 英BBC放送によると、亡命先のロンドンで毒殺未遂に遭ったとみられ、入院中だったロシア連邦保安局(FSB)の元幹部リトビネンコ氏が23日、死亡した。病院当局者が明らかにした。ロシアの情報機関の関与も疑われ、英警察が捜査に着手していた。

 リトビネンコ氏は今月1日、ロンドンの日本食レストランなどでイタリア人の情報源と接触。プーチン政権批判を展開していたロシアの著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんが先月、モスクワで殺害された事件の情報を入手した後、体調を崩した。

 病院側は23日、容体が悪化し、かなり深刻だと発表していた。

 FSBは旧ソ連国家保安委員会(KGB)の後身。リトビネンコ氏はFSB中佐だった1998年、ロシアの政商ベレゾフスキー氏の暗殺を上司から命じられたと記者会見で爆弾発言。その後、英国に政治亡命した。

日刊スポーツ [2006年11月24日10時5分]

ロシア連邦保安局元幹部の容体悪化

 亡命先のロンドンで毒殺未遂に遭ったとみられ、入院中のロシア連邦保安局の元幹部アレクサンドル・リトビネンコ氏の容体が22日夜から23日朝にかけて急速に悪化し、一時心停止の状態になったことが23日分かった。同氏の友人が英BBC放送などに明らかにした。

 リトビネンコ氏は人工呼吸器を付け、いったん持ち直したものの、危険な状態が続いている。また、エックス線検査で腹部など3カ所に異常が確認されたといい、容体悪化との関連を調べているという。

日刊スポーツ [2006年11月24日7時10分]

2006年11月21日

毒殺疑惑の元ロシア幹部、入院写真公開

f-sc-061121-8702-ns.jpg 入院中のロシア連邦保安局の元幹部アレクサンドル・リトビネンコ氏(共同)

 亡命先のロンドンで毒殺未遂に遭った疑いのあるロシア連邦保安局の元幹部、アレクサンドル・リトビネンコ氏(41)の入院中の写真が20日、家族を通じ公開された。写真の同氏はひどくやせ衰えている。

 ロンドン警視庁も捜査に乗り出した同事件は、スパイ小説さながらの内容で大きな波紋を広げている。知人らは「ロシア当局による犯行」と主張するが、ロシア対外情報局の報道官はインタファクス通信に「根拠がない話」とコメントした。

 リトビネンコ氏は髪の毛がほとんど抜け、生気のない表情。英BBC放送は医師団の話として同氏の容体が悪化、集中治療室(ICU)で手当てを受けていると伝えた。

 同氏はプーチン大統領を批判し、英国に亡命。今月1日にロンドン中心部の日本食レストランで情報源に接触し、ロシアの著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺害事件に関する情報を入手した後に体調を崩したという。

 警視庁は20日、事件に精鋭部隊の反テロ捜査班を投入したことを明らかにした。英メディアによると、リトビネンコ氏は何者かに重金属のタリウムを飲まされた可能性が高い。

日刊スポーツ[2006年11月21日12時49分]

毒殺未遂で英警察、精鋭チームを投入

 英国に亡命したロシア連邦保安局の元幹部、アレクサンドル・リトビネンコ氏(41)が毒殺未遂に遭ったとみられる事件で、ロンドン警視庁は20日、精鋭の対テロ担当チームを捜査に投入したことを明らかにした。

 プーチン大統領を批判していた同氏の不可解な容体悪化について警視庁は事態を重視、本格的な捜査に乗り出したとみられる。知人らは「ロシア当局による犯行」と主張。これに対し、ロシア対外情報局の報道官はインタファクス通信に「根拠がない話」としている。

 リトビネンコ氏の家族は同日、髪の毛がほとんど抜けてやせ衰え、集中治療室(ICU)で手当てを受ける同氏の写真を公開。友人の1人は英BBC放送に「生きるか死ぬかは5分5分と医師団に言われた」と語った。

 同氏は1日にロンドン中心部の日本食レストランでイタリア人の情報源に接触し、ロシアの著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺害事件に関する情報を入手した後に体調を崩した。英メディアによると、何者かに重金属のタリウムを飲まされた可能性が高い。

日刊スポーツ[2006年11月21日12時27分]

2006年11月20日

反プーチン派の保安局元幹部、毒殺未遂か

 ロシアのプーチン大統領を批判し英国に亡命したロシア連邦保安局の元幹部が、ロンドンで毒殺未遂に遭った疑いが強まり、19日までにロンドン警視庁が捜査に乗り出した。元幹部は、プーチン政権に対する厳しい批判で知られた著名女性ジャーナリスト殺害事件に関する情報を入手した1日に体調を崩し、現在は生命が危険な状態になっている。元幹部らは「ロシア当局による犯行」としている。

 英主要紙の報道などによると、ロシア連邦保安局(FSB)の元幹部アレクサンドル・リトビネンコ氏の体内からは、英国で使用や保有が厳しく制限されているタリウムが検出された。ロンドン警視庁は毒殺未遂に遭った可能性があるとみて、調べている。

 元幹部はプーチン大統領がFSB長官時代の98年、上司から殺人や誘拐などの指示を受けたとFSBの暗部を暴露し、ロシア当局にマークされるようになった人物。プーチン大統領を批判して00年に政治亡命を申請、今年10月に英国の市民権を取得した。チェチェン独立派への対応などでプーチン政権を批判し、10月に殺害された著名女性ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさんとは友人だったという。

 元幹部は、旧知のイタリア人男性から「ポリトコフスカヤさん殺害に関する、重要な情報がある」との連絡を受け、1日、このイタリア人と会い、殺害事件に関与したとされる人物名が書いてあるリストなどを受け取った。その夜に突然、嘔吐(おうと)が始まって入院、数日後にはすべての髪の毛が抜け落ちた。症状は安定しているが、骨髄や白血球に異常が見られ、生命が危険な状態にあるという。

 元幹部は「イタリア人とは広場で会い、彼が『座って話したい』というので、近くのすしバーに案内した。わたしはランチを注文したが、彼は何も食べず、神経質になっている感じがした」と話した。イタリア人の行方は分かっていない。

 旧ソ連圏では、ウクライナのユシチェンコ大統領が04年9月に毒を盛られるなど、「毒物」によるとみられる数々の不可解な事件が起き、プーチン大統領の出身母体、旧ソ連国家保安委員会(KGB)関係者の関与がしばしば疑われる。元幹部が所属したFSBはKGBの後継機関。元幹部と知人らは「ロシア当局の犯行。亡命に対する復讐(ふくしゅう)に違いない」と主張しているという。

日刊スポーツ[2006年11月20日8時44分 紙面から]

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