元KGB職員「英情報機関が関与」・毒殺事件で
【モスクワ=共同】ロシアの元情報機関員リトビネンコ氏の毒殺事件で、英検察当局が容疑者と断定した旧ソ連国家保安委員会(KGB)のルゴボイ元職員が31日、モスクワで記者会見し、事件への関与をあらためて否定し、英国の情報機関が関与している可能性があると主張した。
ルゴボイ容疑者は英情報機関の関与について「証拠がある」と述べたが、詳細は語らなかった。ルゴボイ容疑者が公に英当局を非難したことにより、冷え込んでいる英ロ関係をさらに悪化させる火種となりそうだ。
また、ルゴボイ容疑者は、リトビネンコ氏や、プーチン政権と対立して英国に亡命中の政商ベレゾフスキー氏は、ともに英情報機関の協力者であり、ルゴボイ容疑者本人も協力者になるよう勧誘されたが、断ったとしている。英情報機関はプーチン大統領を中傷するような情報を集めようとしていたとも指摘した。