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フセイン元大統領の遺体を埋葬 故郷ティクリット近郊

 イラク北部ティクリット郊外のアウジャ村のフセイン元大統領の墓所で悲しむイラク人。遺体はアルブナシル族の長らに引き渡され、アウジャ村にある宗教的行事に使われる集会所に埋葬された(31日)(AFP=時事)

 死刑が執行されたサダム・フセイン元イラク大統領(69)の遺体が31日、元大統領の故郷、イラク中部ティクリート近郊の村アウジャで埋葬された。ここには03年に米軍によって殺害された長男ウダイ、次男クサイ両氏が眠る一族の墓地があり、元大統領もそこに埋葬されたという。

 アラブ圏では、元大統領の処刑に批判の声があがっている。エジプト外務省の報道官は30日、「犠牲祭(イスラム教の祝日)の日だったことは遺憾」と中東通信に語った。リビアは同日、3日間の服喪を発表。サウジアラビア国営通信は「驚きと落胆」と伝えた。

 世俗主義の旧フセイン政権とは対立していたアルカイダなどスンニ派過激派が、「犠牲祭の処刑」を米国やイラク政府、シーア派に対する攻撃の新たな口実とする可能性がある。

 インターネット上では31日、立会人が撮ったとみられる処刑のビデオ映像が出回った。30日にイラク国営テレビが報じた映像では音声がカットされていたが、ビデオでは処刑の直前、立会人から「地獄におちろ」などの叫び声があがっていた。

2006年12月31日19時25分 asahi.com

     

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