【ロンドン17日共同】ロシア情報機関、連邦保安局(FSB)元幹部リトビネンコ氏の毒殺疑惑で、同氏の知人で米在住の旧ソ連国家保安委員会(KGB、FSBの前身)元職員ユーリー・シベツ氏は16日、英BBCテレビで、リトビネンコ氏と共同でまとめたロシア政府高官に関する報告書がロシア側に漏れ、殺害されたとの考えを示した。
シベツ氏は報告書の具体的内容は明らかにしなかったが、BBCによると「ロシアのプーチン政権中枢の人物に不利な情報が含まれている」とされる。ロンドン警視庁も、この情報が含まれた文書を入手したという。
シベツ氏によると、数百万ポンド゛(1ポンド=約230円)規模のロシアへの投資を検討していた英企業が、リトビネンコ氏に交渉相手となる可能性のあるロシア高官らに関する報告書提出を求めた。
リトビネンコ氏は9月、8ページの報告書を作成。毒殺疑惑に関与した疑いが持たれている同氏の知人でKGB元職員ルゴボイ氏に報告書の内容を教えたという。