【モスクワ杉尾直哉】元ロシア連邦保安庁(FSB)中佐リトビネンコ氏の殺害事件で、ロシア最高検察庁は15日、警備会社経営のビチェスラフ・ソコレンコ氏をロンドン警視庁捜査官の立ち会いの下、参考人として事情聴取した。インタファクス通信によると、これで、英国側がロシア当局に調べを求めていた約10人全員が事情を聴かれた。
ソコレンコ氏は、元ソ連国家保安委員会(KGB)職員で事件前にリトビネンコ氏と接触した実業家、ルゴボイ氏のビジネスパートナー。リトビネンコ氏が倒れた11月1日にロンドンでルゴボイ氏と一緒にサッカー観戦していたが、ソコレンコ氏は「リトビネンコ氏とは面識がなく、会ったこともない」と主張している。
同通信によると、ルゴボイ氏が改めて事情を聴かれる可能性があるという。